古川慎

本日モ誠ニ晴天也 (TV Size) – 古川慎

今日は
五文字での挨拶に秘められたる
えも言えぬ素晴らしき出会いの調子は如何

辻馬車は盛況なり 賑やかさを聞き乍ら
鳩首協議の正午 胡座が二つの四畳半

啄木鳥はなぜ木々を啄き回るのだろう
摩訶不思議なのは僕等とて同じこと
靴跡のように言葉残せば誰か追いかけるか?
鳥が鳴いた

世は、目眩く文明開化
浪漫の招待状 何処に行こうか
謎掛けに君が乗ったら
本日モ誠ニ晴天也だ
嗚呼!

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アンバランス – 古川慎

過ぎ去ってゆく 12時のドアを潜った夜胸に刺さってる 重い棘を無視し続けてる新しいページ捲るたび 現れる出来事ふらつきながら 倒れないように 続きを歩こう傾いた

miserable masquerade – 古川慎

新しい 秘密重ねて嘘を燃やすように心まで奪いたい憂いに咲いた花壊れた ブラフの隙間間違い探しの逢瀬きっと いつかは果てる夢互いに情を 欺いてる邪な 恋情は浅はか

手紙 – 古川慎

桜舞う 道を歩く二人分 声は軽やか紫陽花と傘を濡らしては繋いだ手 ずっと通りすぎる 鳥居の赤もカフェのドアも 昨日のように揺蕩ってる色褪せて いかないでどんなに

道化師とsadness – 古川慎

ディール ベット さぁ始めよう絢爛と 鉄の味渇き潤す為の遊戯幕を上げた舞台焼け尽きた 指輪を染める魔天楼に鳴く狂人の唄破られたクローバー忍ばせた拳銃(ジョーカー

地図が無くても戻るから – 古川慎

胸に描いた それぞれの夢過去の痛みが 未来を呼んでるのか遠ざけるかわからないこともあるよそれでもいつか 安らぎの中ですべて許せる時が来るんだろう忘れてしまえよと

パトスのカタチ – 古川慎

譫言散らかしては 誤魔化した大切なもの胸の中 燃え上がり 零れた傷問いかけられた パトスのカタチ君と描いた世界へと 交わる幻今、裸身の情熱で 口火を切った刹那か

本日モ誠ニ晴天也 – 古川慎

今日は五文字での挨拶に秘められたるえも言えぬ素晴らしき出会いの調子は如何辻馬車は盛況なり賑やかさを聞き乍ら鳩首協議の正午胡座が二つの四畳半啄木鳥はなぜ木々を啄き

切嵌とfairytale – 古川慎

御伽噺 こわれた舟揺らして揺らされて頬が堕ちる捕らえたのは百合色の羽唇を魔法で汚した部屋(don't need anything else)転がる鈴掻き乱したあ

miserable masquerade -Re:andante- – 古川慎

新しい 秘密重ねて 嘘を燃やすように心まで奪いたい 憂いに咲いた花壊れた ブラフの隙間 間違い探しの逢瀬きっと いつかは果てる夢 互いに情を 欺いてる邪な 恋情

スピカ – 古川慎

お別れの鐘が近く今日を笑いに来るだろうアスファルト濡れた影が長く僕を写すいつかきっとその背中は遠く離れ霞むだろうそれでもいい 君と違う道は 続いてく笑っていて夏

勝鬨 – 古川慎

唸るように騒ぎ出す歓喜を赦して走り出す鼓の音逸れ無尽の渦注がれる火炎の聲閉ざされた杯合わされば夢想の鐘廻れ憂いの世に大小の勘定商って疑った代償なら(状況は上々)

for fairytale – 古川慎

閉じた絵本と 灯り 落とした部屋で昨日を結ぶ 窓辺月が滲むどんな嵐を越えて ここまで辿り着いたの纏められた日記には 幾千の風景あらゆる世界 あらゆる記憶 渡って

気ままに見えるかい? – 古川慎

嗚呼 路地裏ネコ 夢を研ぐ鴉が飛んでった 空に鳴いて羽を願った違う景色 想像に浸ったり“僕だって本当はもっと”って息巻いたり出来る出来ないが わかってしまう辺り

愚者の跳躍 – 古川慎

霞んでいたフローライト 停滞した低気圧心拍数を跳ね上げんだ 曇天に刺す開放の合図I said“Where is heaven?”(ここでは無い)鍵のない手錠(新

灰硝子 – 古川慎

薄明かり漏れたもの黒ずみだすカレイド破かれたドレスは飛び散る雪化粧謳えや 謳えや汚れて千切れた灰の中鍵の無い身体で あぁ嘘を吐いてアナタを見つめたガラスの薔薇園

我、薔薇に淫す – 古川慎

わが剣を 抜く度鉄の荊が 腕に絡む胸を這い 食い込んで咲くのは 一輪真紅に 凍る心臓息づけ誰の指にも散らせぬ 薔薇よ虚無へと 突き刺す迷いなき意志(おもい)孤独

揺籠とクローバー – 古川慎

鳥籠を抜け出して街明かりの影 彷徨う息何処へ行こうか冷たい手で ココロ寄せ合う幸せの意味を枯れてゆく笑顔でも感じていたかった例え寄る方のない祈りだとしても一つの

Forsaken kiss – 古川慎

Forbidden kissBaby, tell meWe're on a way to Moonlight TravelingCan't get fell a

夕凪を連れて – 古川慎

薄汚れた自転車の錆いつの間にか暦重ねて見慣れていた街の日暮れがセピア色に染まってく刻んできた僕の時計は止まる事なく進む振り返れば寂しさの羽積もる 積もるいつまで

Craving – 古川慎

傷跡と見えない雫悲しみに応え飽きた身体諦めた事が増えてゆく度新しい言い訳に縋ってる君が残した理想郷の扉を独り叩き続けた譲れないものを確かめる為にこの壊れかけた感

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