古内東子

Sunday Monologue – 古内東子

やさしさの小さな嘘なら
気づかないふりしてあげるね
あなたが帰るわけはいつでもひとつだから
テーブルが大きく感じる
やっぱり日曜は嫌い
新しい服を選んでどこかへ出掛けようか
あなたも知らないどこかへ

声にしない言葉飲み込んでは
また苦しくなる
甘い香り残るベッドの中
どうか眠らせてこのまま朝まで

花を買う四つ角の店は
どこか懐かしい空気
一輪の花のように 欲しいのは
何気なくてもそこにある確かなもの

声にしない限りあなたのもとへ
届くはずもない
そばにいたい気持ちを
夢の中で叫んでは消して 今日も消して
夢の中で 叫ぶの
でも消して その気持ちは
もう消して もう消して その気持ちは もう

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銀座 – 古内東子

久しぶりに来た銀座は少しだけ昔と違って見える日曜日は人ごみの中かばってくれたよね 肩を抱いて今夜は雪になるかも飛び乗った地下鉄の中の暖かさにほっとして泣きたくな

心にしまいましょう – 古内東子

彼女なら許せたの二人が並んだ姿も簡単に描けたのあきらめだって笑わないでたくさんの星があって同じようにきらめく誰かを探すのが恋ならば私が見ても彼女とならどんな時で

透明 – 古内東子

君の心は今どんな色だろういくら夢の中で逢えてもわからない新しい恋して紅く染まってる?何かに傷ついて深いブルー?透明なら逢いにゆけるのに透明なら寂しい時わかるから

片想い – 古内東子

腕時計の針と駅への人波来るはずの連絡を待つのを付き合うよ君の好きな人に好きな人がいるとずっと前に知ってた 君よりも先に手に入らないものもきっとあるの 誰にも片想

地図 – 古内東子

欲しい時に欲しいと言えない そうなってしまったのはいつ?見えないリミッター掛けては立ち止まる、傷つかないように心の奥の奥、確実にある願い 叶える、そう叶える見な

蝶のように – 古内東子

心が折れそうでキレイに笑えない日会いたくないくらい あなたが大切みんな闘っててボロボロになってもどこかに帰れる人がいればまた朝がくるよね蝶のように音もなく美しく

ear candy – 古内東子

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できない – 古内東子

あなたに何かあったらすぐに飛んでってあげる今まで何度でもしてくれたように雨の日も、風の日も私を振ったあの人 バカだと怒ってくれた冷たくなった手を握って歩き出すや

キライになりたい – 古内東子

逢いたいのは変わった私?それとも前のままの私?素敵になったと言われたいでも懐かしいと言われたい今度もし偶然あなたを見かけたら嫌ってみたい いっそ 憎んでみたいど

気になる人 – 古内東子

少し恐いような気持ち 誰か勇気を分けて恋人もいるでしょう だけど今はそれでいいの今いちばん私に必要なものは 自信が出るクスリ自分が小さくなってく恋なんてすればす

オール – 古内東子

冷たい雨をしのぐ傘風から守る日差しあなたがなってくれるからこの道は続いてくひとつずつ解いてゆく どんな小さな問題でも子供だった日と変らない 少し難しくなっただけ

Swallow – 古内東子

欲しいものは何?って聞かれても 小さなものしか浮かばない私にとっても、きっと誰にとっても、 大事なものは日常ゆっくり、ゆっくり、進めばいいでもあなたのスペースは

君がわかるから – 古内東子

もうずっとこうしてる お互いに黙り込む頭の中ではいろんな想いが駆け巡ってるけど二人とも知っている 明日には雨が上がるように元通りになってること だけど今のこの瞬

Devotion – 古内東子

明日、空を飛んで 少しだけ遠くへと旅に出るの 違う空気吸うのがいちばん簡単だから同じ逢えないのでも 本当に離れてれば自分に言い訳できるよ知らない街でなら あなた

返事 – 古内東子

雨に濡れながらポストを開けずに玄関先しばらく立ってたDMの間に懐かしいあなたの癖のある字がのぞいたから自然にお互いが離れていったあの頃は恋だけに夢中になれず時は

昨日にさよなら – 古内東子

たとえ大人になっても恋してようと決めてたこんな日を待ってた何かに追われるように 泣いて傷つくだけのそんな昨日にさよならクローゼットの隅しまっていた夏の服はもう昔

何も言わずにさよならを – 古内東子

口にしたいことも言えなくなったら 会話だって悲しいだけもっと愛してと言葉にしてたら 何かが変わってたでしょうか大切な時間を私にくれてありがとうねこれからの手に入

コンパス – 古内東子

時々見えなくなる行く先にもその足を止めずに真っ直ぐ、強く、立ってコンパスで円を描くように愛しくて切なくて誰かを想って泣いてたことも心に感じるものそのすべてがあな

ずっと探してた – 古内東子

それは空気のようで匂いのようではっきりと理由はわからないのいつから君を目で追うようになったんだろうそして気がついたら恋してた心の中のずっと欠けてたピース君が持っ

流れ星 – 古内東子

冗談に笑ってしまう あんなに話したいことがあふれていたのに いつでもあなたはすり抜けてく 私の心You are my shooting star心を奪って消えて

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