原田知世

  • 空に抱かれながら – 原田知世

    受話器から聞こえる5回目の呼び出しコール待てないで電話BOX 凭(もた)れて指先で そっと切れば1人きり 答えずいることがあなたのやさしさなのね黙って聞くだけで……… 空に抱かれながら愛の痛みを受け止めるみたいに空に抱かれながら街を歩けば肩が少し寒い ハートに……黄昏…… 永すぎた2人が少しずつ すれ違ったタイミング接吻(くちづけ)の意味さえ日常の句読点になっていた どういう言葉よりあなたのその腕…

  • 一番に教えたい – 原田知世

    いつもより早く目が覚めた誰にも見つかってない朝をすいこむことことスープを作りながら静かな 静かな朝です アカシアの花が 風にゆれる度にあなた思い出す やさしい声ときどきしょげたり 笑ったりゆっくり ゆっくり歩こう 窓を開けて 小鳥のカルテットメゾピアノ ワルツで らららハレルヤ 優しい日々よ 空が青いこと 朝が眩いこと 春が美しいことなんでもないことなのに 一番にあなたに教えたい風が白いこと 夜が…

  • 鈴懸の種 – 原田知世

    まんまるの中は ふわふわの思い出鈴懸の種 飛ばして遊んだ 広がる空は 洗いたてのシーツ今日もおはようって ぼくを包む 大人になっても できないことはできないまま心配ないさ できることをやればいい 春風に乗って 春風に乗って羽をうんと伸ばしてあたたかな日も 雨の日もはじまりの夜も Love is all 出会った日のこと 君は覚えている?ずっと前から 知ってた気がした さすらう雲を 羨ましそうに眺め…

  • 悲しいくらいほんとの話 – 原田知世

    ちょっと机の時計 早回りしすぎるちょっと花壇の花も なんだか狂い咲きまるで自分が不思議 だんだん変化するトランポリンのように 体は浮いたまま 嘘のような ほんとの話悲しいくらい ほんとの話恋の気分も 知らないのに心はざわざわ あばれるばかり どこの誰だかあなた私の心さらわないで自分で自分が 恐くなる ちょっと夢と現実 区別がつかないのちょっと甘い口づけ 夢かも知れないしふわり私のハート だんだんふ…

  • 草冠の姫君 – 原田知世

    もうあなたに会えないねねえ 泣いたらしかられた2月のバスがすべり込んだらあなただけ遠くの街なぜ転校することをねえ 内緒にしていたの告げたい気持ち急にあふれて好きですとそれさえ言えない 今のままでいてね時は駆け足して過ぎた日のさびしさを消してゆくけどさよならをはじめて教えてくれた人夕暮れの 横顔を忘れないI’ll Never Say Good ByeI’ll Never Sa…

  • 逢えるかもしれない – 原田知世

    青い麦 光る風 銀紙の海遠い街 近い町 景色が変わる 見知らぬ駅に立ち私はふと子供の顔で振り向く 逢えるかもしれない 明日はまだ知らない友だち逢えるかもしれない 明日は永遠の恋人に 恋人に 瓦屋根 板張りの古い学校縄跳びをする少女 あれは私ね レールの響く昔目を閉じ耳すませば子守歌なの 逢えるかもしれない あの頃なかよかった友にも逢えるかもしれない 昔の青空の故郷に 故郷に 逢えるかもしれない 明…

  • 真昼のたそがれ – 原田知世

    いつまでも 変わらない あなたの面影雨の日の 戯れに 思い出している 好きだった 時がある あの頃のすべて憧れも 悔しさも 身体に充して 誰もみな 一度は 辿るあの道に今日も 風は 吹き抜けてゆく 恋は場面ね 幾つかの 胸に燈る 幻バカでごめんね しょうがないね透きとおってくあなたを 覚えている 今ならね わかるかも あなたの口癖当たってる 時がある この頃少しね さようなら 願わくば 忘れないで…

  • Like This – 原田知世

    Like This銀色の秋が、マニフィーカ 呼んでる渦巻きの生毛、ポルポーラ 遊んでる前に話したよね 砂の約束君はト書きをつたって ここに やってきた 振り向く秋の記憶の中はココアのように苦かったねPoint Like This銀色の秋が、マニフィーカ 呼んでる渦巻きの生毛、ポルポーラ 遊んでる 振り向く秋の記憶の中はココアのように苦かったね 人気の新着歌詞 パールカラーにゆれて – …

  • 邂逅の迷路で – 原田知世

    夜明け前にふと 目覚めた瞬間今、どこなのかも分からずに 僕は深く息をして 忘れたくて ただ赤く焼けた空 見上げて僕の庭に落ちた星は 君の願いかまるで 過去や希望 焼き尽くして燃える輝き 抱きしめて 離さないで 眩暈のように酔わせて全て諦めて 変われるならそう 戻らないあの日を 振り向かず行ける 夢の中 僕は蝶になり 空を舞っていた風は翠 ひらり人差し指で 壊れかけたままのタイプライターを叩いて書い…

  • 太陽になりたい – 原田知世

    太陽になりたい いま…いつもの しなやかさ時空(とき)のハイウェイ 走り続けて太陽の瞳で いま…きっと カーヴを 曲がればわかることがあるはず 風のバック・ミラーに恋が遠くなる日付けひとつ 越えてきた理由(わけ)を聞いてみたり肩を落としたりそんな わたし 嫌いだからキャンバス・トップの四角い空からキラリ 魔法が降るのさ 太陽になりたい いま…いつもの しなやかさ時空(とき)のハイウェイ 走り続けて…

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