兎角(とかく)この世は金(かね)・金(かね)・金(かね)と言うけれど
金(かね)は天下の回りもの
時の流れに逆らって
つまずき転んで怪我(けが)もする
てれやでやんちゃでさみしがり
がんこでせっかち・おせっかい
他人の幸せ喜んで自分の幸せ遠慮する
わるくねえわるくねえ そんな生き方
でもわるくねえ
兎角(とかく)女は愛・愛・愛と言うけれど
愛は気まぐれ変わるもの
亭主元気で留守がいい
女房の本音が見え隠れ
いつもは勝気(かちき)でいじっぱり
ほんとはすなおで甘えんぼ
あいつの小言(こごと)につき合って自分の言い分呑みこんだ
わるくねえわるくねえ そんな生き方
でもわるくねえ
てれやでやんちゃでさみしがり
がんこでせっかち・おせっかい
他人の幸せ喜んで自分の幸せ遠慮する
わるくねえわるくねえ そんな生き方
でもわるくねえ
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三ノ輪橋 – 半田浩二 おまえ 黙って鶴を折るおれは 手酌で酒を飲む別れる それとも やり直す口には出せない ことばかり都電 終点 三ノ輪橋おでん 熱燗 赤ちょうちん赤ちょうちん生まれ
君はひなぎく – 半田浩二 花の名前も知らず生きて来たおれの胸にちょっぴり 残る花があるあれがひなぎくだってねとてもきれいだね別れたおもかげに 似ているねあの日のさよならはおれが悪かった今
出逢いふたたび – 半田浩二 何も言わなくてもいいよ帰って来たんだろうこの部屋この窓 この椅子もおまえのものなのさ今日がふたりの あたらしい出逢いこころも からだも ときめきにゆれるあの日の
女の灯台 – 半田浩二 波止場に霧がふる出て行く船もない心に霧がふるふるあなたはまだ来ない今ごろどこにいて何してるんでしょう女がひとりでコニャックをゆらして泣いてるの泣いてあなたの気を
夢流れ – 半田浩二 遠く近く さんざめく 海鳴りに息をひそめ だんまりで いる港北の町に ざらにある 名前じゃないし旅先で 耳にする おまえの噂恋に 恋に 恋に 恋に生きてるものだ
済州ブルース – 半田浩二 こんな近くだけれど ここは外国なんだよたったひとりで 旅しているよ風の島 石の島神話の島の 済州島だよ君に見せたいものが いっぱいあるよ君と別れる前に 旅したか
だまってドアを – 半田浩二 もしもあの人が ここに来たならこの部屋のカギを かえしてくれそしてできるなら おれのことなどけなしてくれよ わるいやつだとこのなじみの店も さよならさおれはひと