午前3時と退屈

黄金時代にタイムスリップ – 午前3時と退屈

私は男ぢゃない
死んだ美意識を返せ
だって公害だ!心外だ!
うんざりだ
でも、私は男ぢゃない

私は男ぢゃない
偏頭痛を携える
きっと世界はこの手の中にある
よって、私は男ぢゃない

慄っとして蘇生って
まだイケる生きられる
利き足で踏んで蹴って
ぐちゃぐちゃだ

誰にも気付かれず
此処を立ち去るのは如何
固定概念に溺れるなよ
とうに死んだ筈だろう

私は女でもない
順序立ては要らないし
守られんのも頼られんのも
疎いんだよ
そうさ、私は女ぢゃない

此処に居て触れられて
会話なんて出来た日には
不信感に撃たれて
穴だらけ

存在の無い思想に
辿り着けなくてもう
アスファルトの中に溶けたいよ
いつか踏んでくれますか

活字になった貴方など
虚しくなるだけでしょう
黄金時代に産み直して
タイムスリップ!

全部あげます
私の凡てを
貴方の言葉を聞かずして
私は死ねない
死ねない

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