波の音が聞こえてるどこかで
夕暮れの街人混みの中から
あれは遠い夏のリズム
セピアの写真に残ったメロディ
言いたいことが言葉になる前に
時間が過ぎるもどかしさに疲れて
せめて好きな歌を一つ
誰かに届く深さで歌っていたい
赤い夕日に染まる燃え尽きた過去から
歌が溢れ出すから誰かに届けたい
私の声で
私だけのメロディ
焼けた肌に白いシャツ羽織って
翼のようにはためいた頃から
愛をどこで失くしたのかと
ふいに訊いてみたい自分に
いつか還れるかな
赤い夕日に染まる胸に溢れてる
止まらない歌がある だからここにいる
遠い貴方へ
メロディ届けたい
私の声で
私だけのメロディ
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