千葉山貴公
砂時計 – 千葉山貴公
少しづつ少しづつ
あなたの思い出消してゆく
今ならば今ならば
我が侭気まぐれ優しさも
涙のつぶだけ
愛して憎んで許した人
私の中から消えてゆけ
砂時計みたいに少しづつ
少しだけ少しだけ
あなたの想い出辿らせて
あの頃はあの頃は
あなたの寝息が子守唄
夜明けを待ったび
寂しさこみあげ震えていた
見えない明日に怯えては
砂時計何度もくりかえす
涙のつぶだけ
愛して憎んで許した人
私の中から消えてゆけ
砂時計みたいに少しづつ
少しづつ少しづつ
あなたの思い出消してゆく
今ならば今ならば
我が侭気まぐれ優しさも
涙のつぶだけ
愛して憎んで許した人
私の中から消えてゆけ
砂時計みたいに少しづつ
少しだけ少しだけ
あなたの想い出辿らせて
あの頃はあの頃は
あなたの寝息が子守唄
夜明けを待ったび
寂しさこみあげ震えていた
見えない明日に怯えては
砂時計何度もくりかえす
涙のつぶだけ
愛して憎んで許した人
私の中から消えてゆけ
砂時計みたいに少しづつ
この橋を 渡るのは何度目の 秋かしら買い物の足を止め川面に映る 月を見ていた鶴見川に架かる橋鴨池橋から仰ぐ夜空(そら)あなたがほろり呟いた「俳句のひとつも詠みた
港のカラオケスナック“鴎(かもめ)”客じゃないのに 風が戸をたたく待ち人顔で ただ一人マッチをすって 思い出燈すちょっと 顔ぐらい見せてよちょっと お寄りよ誰だ
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慰めの言葉が ほしい訳じゃないわ駆け引きするよな 恋でもなかったの角氷グラスに 溶けてしまう前に愛よ今 ここから 永遠(とわ)に消えてほしい昨日までのことは な
好きさ本気さ 遊びじゃないよ俺の目をみりゃ わかるだろいつもこうして ロ説くのね押しの一手に 負けそうよクラクラ クラクラ 夢ごこちフラフラ フラフラ 恋めまい
街のざわめき行き交う夢見人淡い憧れさみしさ誰にも言えない哀しみさえすべてを飲み込む都会の灯り泣けばいい僕でいいならば泣けばいいこの胸の中で少しでも心が眠りにつけ
そりゃあ居たわよ あたしにだって惚れた男の ひとりやふたり頬杖ついて 笑うしぐさが子供みたいに 可愛くってさ馬鹿を承知で 本気で惚れた遠い昔の話だけれどきっとい
約束の場所であなたと決めていた別れの言葉を告げればすべてが綺麗に終わる「ありがとう、それじゃ、しあわせに」だから二度と今夜からは夢になんか出てこないでねさりげな