千田裕之

帰りたい – 千田裕之

ふと 思い出す 北国の空
あの町を離れて 幾年月か
ただ がむしゃらに 駆け抜けた時代
懐かしきは 故郷

もう 居所も わからぬ人よ
今頃 どうしてる それが気がかり
好きだと言えずに あの町を離れた
懐かしきは 初恋

いつか戻ると 心に誓って
振り返らず 生きてきた

帰りたい 帰れない
あの日 あの頃 あの町へ
青春時代に 夢見た ときめき
忘れない 忘れたくない あの頃…

今 立ち止まる ふるさとの駅
変わり果てた町の 坂道下り
炭鉱住宅は 今はないけれど
懐かしきは 故郷

真っ黒になって 働く男たち
無事を願う 家族がいた

帰りたい 帰れない
あの日 あの頃 あの町へ
炭都の灯りは もう消えたけど
忘れない 忘れられない あの頃…

帰りたい 帰れない
あの日 あの頃 あの町へ
青春時代に 夢見た ときめき
忘れない 忘れたくない あの頃…

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