千のアカシ
夜ノ唄 – 千のアカシ
涙の色は 青い硝子の色
夕日に溶けて 流れて散る
夜のとばりが この部屋に降りてきたら
僕は迷わず 夢を見る
窓に置いた ろうそくに 明かりを灯して
そっとこぼれないように 涙の粒を集めたよ
時が止まる
もう何もいらない
夜は鮮やかに 降る
涙の色は 青い硝子の色
夕日に溶けて 流れて散る
夜のとばりが この部屋に降りてきたら
僕は迷わず 夢を見る
窓に置いた ろうそくに 明かりを灯して
そっとこぼれないように 涙の粒を集めたよ
時が止まる
もう何もいらない
夜は鮮やかに 降る
夏休み (陶器まつりの)五条坂 (陶器まつりの)夏祭り絞りゆかたを着せられて 長い坂道歩いたよちょっと大きな藍色茶碗 母さん選んでくれたっけ蜻蛉が三匹 描かれて
私が吐いた悲しい嘘壊れる愛を繋ぎたかった暗闇の中 独りよがり揺れる心を 絞めつけていた小さな部屋で かけたレコード今も夕暮れ時に 聴いていますか?一度は愛を信じ
捨てられずに居た たった一枚の遠い街からの あなたの絵はがき色あせたインクは 想い出遠ざける消えた文字探して 記憶をたどる無常のベルは鳴り響き寒い朝 車輪は回っ
風は僕の上を 今もすり抜けて鳥は低い空を 弧を描いて飛んだ夢は僕の中で 淡く色づいて歌は君の窓に いつか届くかな聞きたい声は いつかの夢に重なって揺らぎだして
あなたは力なく 私を抱きしめたその時 愛の終わりを悟りました喜びと悲しみ 行ったり来たりあなたの気持ちは 気まぐれ天気心の振り子が 左右に揺れる真っ赤な糸が 色
あれから幾度と 月が欠け日は沈みそう 想い出は 暖かな灯火また 夢で逢えたなら 微笑み交わすの蛍舞う頃 話したいことがたくさんあった腕時計隠して 時を止めたのあ
瓦屋根の隙間から 飛行機雲が線を引く大きすぎるサンダルで すぐに空き地へ飛び出した首が痛くなるほどに 空を見上げたあの頃のときめくような あの夢を忘れてしまって
君のことを愛しているけど雨の日には会いたくないんだ雨が靴から染み込んでベルボトムもびしょ濡れ僕を好きなら部屋に来てくれないか?一緒に買ったワインもあるから気まぐ