十五少女

何度死んでも構わない。だから – 十五少女

星がきらめく夜空 コンクリートの水仙
道に倒れたバイク 死んで、血を流すワタシ

あっという間の人生 ゴミ箱の思い出
どうせ死ぬなら今夜 キミに殺されたかった

(一千回、一万回、十万回、百万回)
キミを呼んでみる
(もう一回、もう十回、もう百回、もう千回)
振り向いて欲しい
(一千回、一万回、十万回、百万回)
死んでもいい。だから…

追って、来て。 手を離さないで
言って、なぜ? 目を見て話して
キミの手が肩を抱いてくれるなら
何度死んでも構わない。だから
振り向いて

深夜三時の夜空 事故現場の検証
野次馬の野良が二匹 死亡時刻は二時

線香くさい葬儀 ワタシの白い遺骨
二月三日の正午 ヒトに踏まれた椿

(一千回、一万回、十万回、百万回)
君は手を合わす
(一千回、一万回、十万回、百万回)
君は歳を取る
(千万回、一億回…)
もういい。ここには、来ないで。
(千億回、もう一回…)
私のことは忘れて、前を向いて。

行って、ほら。 二度と戻らないで
聞いて、ねえ。 もう諦めて
知って、見て。 世界はこんなに広くて
ずっと、ここで見守る。だから
振り向かないで

追って、来て。 見て 抱きしめて
ずっと、もう。 二度と離さないで
死んで、雲の上でキミに会えるなら
何度死んでも構わない。だから
何度死んでも構わない。だから
何度死んでも構わない。だけど
何度死んでも構わない。だから
振り向いて

人気の新着歌詞

君が死んだ日の天気は – 十五少女

今朝 君が死んだ僕は 朝食を食べた今朝 君が死んでも朝陽 は 昇った空は雲ひとつ無く電車は7時2分に来る街は人で溢れる誰も傘を持たず君が死んでも 何も変わらない

今日だけは。 – 十五少女

くたびれた上履きが今日はなんだか軽やかだ傷だらけの机がラピスラズリの石碑のようだ今日だけは雲が懐かしいのは鳥だった頃を思い出してるから?今日だけは。ノートのペー

逃避行 – 十五少女

エレベーターのない三階建て最上階まで上がるのが最近面倒になったところ終わりを告げるバラード締め切ったカーテンの向こう、開かずの窓浮き沈みが少しだけ部屋の温度を確

還る – 十五少女

震えてるあの風が 唇が千切れるほど固く組んだこの指が明け方の彗星がその一生を終える声が怯えてるあの星が この羽が鎖を解かれてよろめくこの足が消えかけた火の身を切

ハンドメイド流星雨 – 十五少女

星も見えない夜には 君で明かりを灯すの私は行方知らずの ああ 流れ星どこへも着地できない 願い事くしゃみした君はまた 私を笑わせるの忘れたい結末も どうでも良く

死にたいと言ってくれ。 – 十五少女

青空が目を刺すなら 夜を追って歩こう夜の静寂(しじま)に溺れそうなら 砂粒を数えよう砂浜に埋もれたいなら 明日、海を見に行こう約束だよ。明日、また会おう水に映る

Alien – 十五少女

最後の夜に残る灰の確かな熱を忘れないでいる物語はもうじき終わってそれでも回ると言うなら明日僕らはそこに行かなくちゃ君は何を言っていたかなかすかに見えた灯りを辿っ

アッシュ – 十五少女

溶けるほどに茹だっていた伽藍堂な頭上、青ゆら 揺らぐ視界の隅雲を探していたいつか灰色に染まってった心で「つまんないな」って吐き捨てるだけ君を描くだけきっと触れら

漂流 – 十五少女

さよならここはもういいよ永遠の夜と漂う夢の中遠ざかる常夜灯淡くも消えないそれがずっとずっとまだ知らない先を示している

Eureka – 十五少女

声を上げた瞬間に煌めきは失われる数秒間 忘れないで まだ加速しては膨らんだガラス玉に身を投げて再周回 何度だって目指した戻ることはないさ鼓動の種を撒いてそこに咲

春とレム – 十五少女

迷い込んだ微睡みの底に誰彼の声が届いていたそんな風に笑えたらここに用はないけどまだ寒いから眠りから覚める夢を見ているその朝に春風誘って涙をさらって霞んだ月だって

アトム – 十五少女

舵を切ればいい簡単なことだなんて誰かは言うけど声は届かないここに届くことはない地平の先を見てるそして今 舟は重さをなくしていく手を振る君を想っているこれは例えば

Back to top button