十五少女

  • アトム – 十五少女

    舵を切ればいい簡単なことだなんて誰かは言うけど声は届かないここに届くことはない地平の先を見てるそして今 舟は重さをなくしていく手を振る君を想っているこれは例えば星の灯りとか君の痛みがいつかは記憶に重なっていくそれくらいの話だよ きっとなんてもう ここからじゃ聴こえないか 期待がどうとか地球の最期そんなのどうでもいいけど歌を歌って君が笑う宇宙はそれだけで出来ていた本当の空の色を知らないでいて欲しいど…

  • 春とレム – 十五少女

    迷い込んだ微睡みの底に誰彼の声が届いていたそんな風に笑えたらここに用はないけどまだ寒いから眠りから覚める夢を見ているその朝に春風誘って涙をさらって霞んだ月だって掴めるのにもう何度も過ごせない重ねた日々の下で君だけが立ち止まったただそれだけなんだ鳴り止まない針にしがみついて誰彼の声で隙間を埋め明日こそはまともな人になろうと思ったもう少しだけひとひらの雪が溶け出すようなその朝に春風誘って涙をさらって霞…

  • Eureka – 十五少女

    声を上げた瞬間に煌めきは失われる数秒間 忘れないで まだ加速しては膨らんだガラス玉に身を投げて再周回 何度だって目指した戻ることはないさ 鼓動の種を撒いてそこに咲いた宇宙の花昨日に手が届けば僕は君に何を話そう 深い水の底みたいな静寂の流れに沿って数億年 ここに居るよ また生まれ落ちて戻ること君はその秘密を見たねえ なんでそこにいるの地平の果てに何があるの 鼓動の種を撒いてそこに咲いた宇宙の花ひとか…

  • 漂流 – 十五少女

    さよならここはもういいよ永遠の夜と漂う夢の中遠ざかる常夜灯淡くも消えないそれがずっとずっとまだ知らない先を示している 人気の新着歌詞 君が死んだ日の天気は – 十五少女 今朝 君が死んだ僕は 朝食を食べた今朝 君が死んでも朝陽 は 昇った空は雲ひとつ無く電車は7時2分に来る街は人で溢れる誰も傘を持たず君が死んでも 何も変わらない 今日だけは。 – 十五少女 くたびれた上履き…

  • アッシュ – 十五少女

    溶けるほどに茹だっていた伽藍堂な頭上、青ゆら 揺らぐ視界の隅雲を探していたいつか灰色に染まってった心で「つまんないな」って吐き捨てるだけ君を描くだけ きっと触れられないまま褪せてくんだってじゃあせめて笑ってくれ今更遅すぎるなんて言えよさよなら 君だけの涙も期待の声も ずっとそれができたら苦労はないよなってまだ縋ってるだけ最低な夜だっていつかは明けるからさなんて言えない僕じゃ言えないから君はどうか歌…

  • Alien – 十五少女

    最後の夜に残る灰の確かな熱を忘れないでいる物語はもうじき終わってそれでも回ると言うなら明日僕らはそこに行かなくちゃ君は何を言っていたかなかすかに見えた灯りを辿って闇に呑まれてしまう前に脈打つ手は冷たさを知って雨だっていうのに鳥は舞っていた羽を濡らすにはまだ早いと奴らが言ったって知らずに明日僕らはそこに行かなくちゃ君は何を言っていたかな確かに見えた灯りを残していつか思い出せるように名前をなくした記憶…

  • 死にたいと言ってくれ。 – 十五少女

    青空が目を刺すなら 夜を追って歩こう夜の静寂(しじま)に溺れそうなら 砂粒を数えよう砂浜に埋もれたいなら 明日、海を見に行こう約束だよ。明日、また会おう 水に映る影が醜いなら 地に傘を差そう春の緑(アオ)に怯えるなら 鳥になって北へ翔けよう風の歌が身を裂くなら 叫び声で掻き消そう君の歌を 叫んでよ 苦しみを叫ぼう 虚無を叫ぼう自己嫌悪を孤独をもどかしさを叫ぼう人生の無意味も存在の無価値も不条理も僕…

  • ハンドメイド流星雨 – 十五少女

    星も見えない夜には 君で明かりを灯すの私は行方知らずの ああ 流れ星どこへも着地できない 願い事 くしゃみした君はまた 私を笑わせるの忘れたい結末も どうでも良くなっちゃうの魔法はね いつだって そんな所にあるから今までの涙たちが キラキラ星のように 君へ 君へ星座のように繋いでよ 走り出せ 流星雨 臆病ばかりが増えて シャワーに紛れ消えたいのそれでも君の回りを ぐるぐる 流され星どうにも加工でき…

  • 何度死んでも構わない。だから – 十五少女

    星がきらめく夜空 コンクリートの水仙道に倒れたバイク 死んで、血を流すワタシ あっという間の人生 ゴミ箱の思い出どうせ死ぬなら今夜 キミに殺されたかった (一千回、一万回、十万回、百万回)キミを呼んでみる(もう一回、もう十回、もう百回、もう千回)振り向いて欲しい(一千回、一万回、十万回、百万回)死んでもいい。だから… 追って、来て。 手を離さないで言って、なぜ? 目を見て話してキミの手が肩を抱いて…

  • 還る – 十五少女

    震えてるあの風が 唇が千切れるほど固く組んだこの指が明け方の彗星がその一生を終える声が 怯えてるあの星が この羽が鎖を解かれてよろめくこの足が消えかけた火の身を切るような断末魔が 覚えてる君の名を 君の目を僕がもといた場所を君と出会ったあのポプラ並木を 君に会えるならば、この眼が灼けたって構わない虹も、空も こぐま座の尾の煌きも不死鳥のように燃えるオーロラももういらない もう目を閉じない二度と祈ら…

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