北里彰久
エンドオブヴァケイション – 北里彰久
あなたは飛びたつ 銀色の翼で
うんざりしてるのは僕にでもわかるさ
もうバカンスは終わり 気がぬけて
ほこりまみれさ
とり残されたのは僕だけ
ついたり 消えたり よそ見をするたび
風切る体とうらぶれた面影
ああ バカンスの続き 目を閉じれば
終わることなく
呼びかけても遠くかすんで
もうバカンスは終わり めぐりあい
吹きぬけていく
静まりかえった海の先まで
あなたは飛びたつ 銀色の翼で
うんざりしてるのは僕にでもわかるさ
もうバカンスは終わり 気がぬけて
ほこりまみれさ
とり残されたのは僕だけ
ついたり 消えたり よそ見をするたび
風切る体とうらぶれた面影
ああ バカンスの続き 目を閉じれば
終わることなく
呼びかけても遠くかすんで
もうバカンスは終わり めぐりあい
吹きぬけていく
静まりかえった海の先まで
空っぽの路地 塗りたてのドア僕はよそ者 ここじゃ誰より名前を教えて 見たことのないもの歌に変われば調子外れの鮮やかさだけやけに心にこびりついてるしおれてしまえば
もうここにはいない人たちどこかで楽しくやっていてくれここにはいない一人にそう いつかは僕もそこらじゅう痕跡残して後には未来があるとしてそうだとして(glow g
もう一度だけふり返れば あれは街の灯 夢の中離さないで やがてかなしいことも終わる惑わせて なんとなくすべてがなつかしく見えるのは 君のせいさ今はそれだけまだ騒
ずっと浮かれてる のぼせるほど長い日の終わりにもつれあい 千鳥足のままでもかまわないかまわない息を止めて 今そっと忍びこむプールサイド遠く離れてく 君のすべて忘
軽快で心地よいテンポが あなたへ届けるメッセージ愛を歌う聞き慣れぬ声は ほんのちょっとくたびれていてあの人 いつも笑っているわけなどないの それでもまたたきなが
触れるそばから輪郭は消えページの余白に落書だらけ眠らない二人 言いかけたこと通りすぎる星 大きな弧を描き 彼方へ見えない線をまたいで進むくわえた煙草がくすぶる銀
曖昧だったり しぼんだり望遠レンズの見る光何億光年 旅したら電飾の未来 願いは何だっけぼやけてしまうね漂う プリズムのどこかで
信じられないことばかり ずっと海辺に向かう道 そろそろ日も傾いて残された時間よりも もっと今この瞬間にすべてがある気がしている話もせずにスピードをあげるだけ簡単