北清水雄太

夜の公園 – 北清水雄太

秋の気配が包む並木道 誰かの声に目をやれば
昔の恋が街路樹でかくれんぼ

いつかの別れ思い出す 寂れたストアの前で
フェンスにもたれ通り行く人波を
見送るよ 今日は

ああ北風に 凍えそうなブランコ
思い出の揺りかごみたいに
何故だろう
今更この胸弾ませてく…

夜の公園 君と二人きり
声ひそめ話してた 現在と少し違う未来
月に照らされ潤んだ唇
形のない筈の愛に 確かに触れられた気がした

最終電車も行き 明かりの消えた駅を抜ける
季節外れの打ち上げ花火が何処かで鳴って消えた

ああ偶然に 街で君に出会ったら
変わらぬ眩しい笑顔に
「幸せ?」と聞かれて
この胸張れるだろうか…

夜の公園 きっと忘れない
好きだって思えるよ 夢と少し違う現実も
月に照らされ一人帰る道
形のない筈の愛を 今なら伝えられたのかな

君との日々をずっと忘れない
くすぶった痛みなら 時がやがて輝かせるよ
月は優しく今日も浮かんでる
いつの日か尋ねてくれないか

迷わず「幸せ」と言うから

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