北川大介

泣かせたくない – 北川大介

ただの遊びの つもりなら
こんなに早く 帰しはしない
唇ツンと 尖らせて
そんなに可愛く 拗ねるなよ 拗ねるなよ
泣かせたくない おまえのことは
失くしたくない この恋だけは
男 純情… ホレたぜ

胸がこんなに 熱いのは
水割よりも おまえのせいさ
このまま腕に 抱きしめて
朝まで二人で いたいけど いたいけど
泣かせたくない おまえのことは
失くしたくない この恋だけは
男 純情… テレるぜ

唇ツンと 尖らせて
そんなに可愛く 拗ねるなよ 拗ねるなよ
泣かせたくない おまえのことは
失くしたくない この恋だけは
男 純情… ホレたぜ

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西波止場 – 北川大介

山背(やませ)の風が 吹いた朝あの娘(こ)が消えてた この波止場みんながリリーと 呼んでいた陽気でキュートな人気者誰が落とすか 賭けたけど気をひくそぶりで はぐ

ブルーな街角 – 北川大介

さびしい町の さびしい夜はこころ乱れて 眠れないんだよふたり歩いたこの街は 変らないけれどどこか無邪気な微笑みが 今は見えないだから教えてどこにいるの 欲しい風

薔薇の香水 – 北川大介

黒髪そっと かき上げる君の うなじに薔薇の香りが ほのかに匂う愛していると 何度も言うよ好きになるのに 理由(わけ)などいらない見下ろす街の灯 シャンパングラス

水芭蕉 – 北川大介

風にやさしく揺れてる 花びらに男のこころが また潤む愛していると 言えなくて ひとり北の町水芭蕉 水芭蕉どこか似ている 白い花この俺信じて 待ってるだろうか俺を

胸に汽笛が響く町 – 北川大介

火の見やぐらや 駅前の商店街まで そのままなのにさよなら言った あの夜が俺のあとから ついてくるごめんよ ごめんよ泣かせちまったよね ごめんよ胸に汽笛が 遠く響

みちのく – 北川大介

涙がひとつ 涙がふたつ こぼれて落ちたこぼれた町に ちいさな花が 今年も咲くよ金色に光る 福寿草 今頃 雪の中おまえと俺とが 生まれた故郷(ふるさと)長い冬を 

おまえだけなのさ – 北川大介

おまえだけなのさ 愛しているのは赤いこの糸を 離しちゃだめだよ今は幸せ 遠いけど願いは叶うさ あきらめないでおまえだけなのさ 信じて欲しいよ遊びじゃないんだ 本

そんな鴎の港町 – 北川大介

男には心に 風の港がそして別れた ?が一羽女には背中を 染める夕陽がそしてはぐれた ?が一羽あゝ 男もカモメ 女もカモメさよなら上手と 棄てられ上手小樽 函館 

冬の嵐 – 北川大介

夢を追いかけ 夢につまずきガラスの都会(まち)は 星も見えない淋しさ注ぎたし 飲む酒はひりひりと 胸にしみるあゝ泣いたらいいさ 悲しいときは胸の涙が かれるまで

心の真んなか母がいる – 北川大介

上り列車に 夢乗せて田舎の町を 後にした今でも元気か やせてはないか遠くにいても 御無沙汰しても心の真んなか 母がいるおーい おーい ふるさとさん母のなみだが 

雪割りの花 – 北川大介

一度死んだと 思って生きりゃどんな苦労も 笑ってられる宿のゆかたで いで湯みちそっとかがんで みつけた花はお前のような 雪割りの花夢の中でも また夢を見た涙ぐん

北の町 みなと町 – 北川大介

カモメ 泣け 泣け 泣くだけ泣けばしあわせが あとを追うだろうそしてこの俺の 胸の奥まで飛び込んでおいでよ冬の厳しさ 耐えたふたりにはぬくもりくれる 春が待つ北

この愛に生きて – 北川大介

しあわせ薄い お前の横顔遠くを見つめて そっと涙ぐむこのまま何処か 知らない町で過去(きのう)を忘れて ふたり暮らせたらあゝ 薬指の 哀しい指輪めぐり逢った日が

君の住む町で – 北川大介

この駅降りたら 君の声が聞こえて来るような そんな眩しい君がいつかは会えると 信じてたこの恋春・夏・秋・冬 季節はめぐる君の面影はずっと 忘れられなくてだから 

北のひだまり – 北川大介

たばこ一服 ふかせば遠く線路の向こうに 陽がしずむ胸の夕暮れに 面影ひとつ浮かべ見上げる 時刻表ああ 惚れているんだ 本気で惚れた女(ひと)苦労をさせる 道づれ

旅の居酒屋 – 北川大介

乗り替え駅から ほんの五分も歩いたら「岬」という名の 店があるたしかあいつが そこに居たとか いう噂逢って行こうか 逢わずに行こうか…何処へさすらう 男がひとり

酒よ – 北川大介

涙には幾つもの 想い出がある心にも幾つかの 傷もあるひとり酒 手酌酒 演歌を聞きながらホロリ酒 そんな夜(よ)もたまにゃ なァいいさあの頃を振り返りゃ 夢積む船

影法師 – 北川大介

人の優しさ 恋しい晩(よる)は男泣きする 切ない胸がこの身をつつむ ぬくもりならば愛じゃなくても 信じあえる心の傷なら 酒でもくらって詫びたい人なら この手を合

サチコ – 北川大介

暗い酒場の 片隅で俺はお前を 待っているのさサチコ サチコお前の黒髪俺はいまでも おまえの名前を呼んだぜ 呼んだぜ冷たい風に今日もひとりで なか川ぞいを歩く冷た

夜空 – 北川大介

あの娘 どこにいるのやら星空のつづく あの町あたりか細い風の口笛が恋の傷あとにしみるあー あきらめた恋だからなおさら 逢いたい 逢いたいもう一度夜は いつもひと

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