北岡ひろし

伏見十石舟 – 北岡ひろし

乗るか乗らぬか 乗らぬか乗るか
知らぬ同士の 東男(おとこ)と京女(おんな)

「乗ってみますか 良かったら」
「乗ってみまひょか ご一緒に」
船頭さんの 空の上
ぐるり鳶が 輪を描いて
竿でトトンと 岸をつきゃ
伏見十石 舟が出る 舟が出る

「もしやあなたは 土地のひと」
「生まれ育ちも 京都どす」
酒蔵 柳 であい橋
揺れて触れ合う 肩と肩
しぶき八の字 飛び跳ねて
伏見十石 舟が行く 舟が行く

「ひとり旅です この先も」
「うちが案内 致しやす」
千年前に 逢ってたと
こころ惹かれる 懐かしさ
何処へ流れる ふたりして
伏見十石 舟は行く 舟は行く

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冬の花 – 北岡ひろし

雨が私を 昔に戻す弱い女の 昔に戻す肩のしずくを 優しくはらいじっと見つめた あの人は私に愛を くれました強く生きると 心に決めて涙かくして 暮らします冬の夜空

昔ばなしの子守歌 – 北岡ひろし

むかしむかし そのまたむかし竹から生まれた 姫ものがたり夜毎母が 話してくれた心がゆらゆら 眠りについた月の夜に旅立った 娘のようにあなたも誰かを 愛するでしょ

無情の夢 – 北岡ひろし

我が恋は 千尋(ちひろ)の海の波間に漂う 捨て小舟愛しては 愛しては ならぬ人慕(おも)い届かぬ 闇の果ていっそこの身を 海に投げもし生まれ 替(か)われるなら

夢綴り – 北岡ひろし

恋に命が 賭(か)けられますか愛を命と 生きられますか恋はいつでも 儚(はかな)いものと 泣いて愛の絆(きずな)を 切なく確かめてあなただけです ほんとよ あな

香港慕情 – 北岡ひろし

あなたの肩に 頬寄せてわたしはそっと 瞼(め)を閉じるただそれだけで 空を舞う 鴎になれた很幸福(ヘンシーフー) 很幸福(ヘンシーフー) もう一度逢わせて欲しい

鶴之丞 – 北岡ひろし

雪の香りの 紅花小花裾(すそ)に散らせた 絹(きぬ)小袖(こそで)男は 女の 夢に生き女は 男の 夢に死ぬたとえしがない 役者の身でも夢は一途(いとすじ) 鶴(

祇園 宮川 先斗町 – 北岡ひろし

殿方(おとこ)はんもいろいろ いはるけどイロハのホの字で 惚れさせてあとは知らぬの 赤とんぼ忘れらない 竿の味祇園 宮川 先斗町悲しおすぇ 悲しおすぇ エエエ…

せめて…大阪 – 北岡ひろし

背中に重たい 小雨(こさめ)のしずく心の中まで からみつく相合い傘なら 絵になるけれど差しかけてくれる 人もないあなた今頃 どこでどうしているのやら逢いたいもう

桜並木 – 北岡ひろし

あなたと寄り添いこの道歩く人目も気にせず手をつなぎあの日会わなきゃ今は無い浮草ぐらしのふたりでも いつかは大きな根を張って幸せ叶える 夢があるそぼ降る雨には相合

あゝあの人に – 北岡ひろし

思い出すのは いい事ばかり忘れられない 後影あなたあなたと 呼ぶ声ぬらす雨ににじんだ おんなの心恋しさ伝えて あの人に消えぬ面影 だきしめながら灯りわびしい ネ

木遣くずし – 北岡ひろし

格子づくりに 御神燈さげて兄貴ゃ宅(うち)かと 姐御(あねご)に 問(と)えば兄貴ゃ二階で 木遣りの稽(けい)古音頭とるのは ありゃ宅の人エンヤラ エンヤラヤエ

たけくらべ – 北岡ひろし

僕のお嫁に なりたいと君が甘えて 泣いた日はどこか淋しい 野の花が匂いほのかに 咲いていた覚えているさ いまだってふたりで見上げた ちぎれ雲……故郷みたいに 懐

きずな酒 – 北岡ひろし

軒に並んだ 赤ちょうちんの灯りが点る 裏小路あなた今夜は 呑み干しましょう苦労積荷の 荷をおろし夢をつぎ足す きずな酒すこし不慣れな お酒の味も呑む程胸に 沁み

おんな雪 – 北岡ひろし

遅れて欲しい いで湯のバスはどうして早く 来るのでしょうかあなた信じて いいですか出掛けの宿の 約束を傘を差しても 心に積もるわかれ湯村の おんな雪 おんな雪舞

雨の鶴岡 – 北岡ひろし

涙を捨てに来たのでしょうか出羽三山(さんざん)見守る この町に赤い橋から 蛇の目を差して流れに逆らう おんながひとり三日町から七日町あぁ 雨の鶴岡 城下町軒のし

寂しいっしょ – 北岡ひろし

木枯らしが 雨戸を叩き誰かのかわりに 呼んでるよこの腕ほどけば もう二度とあんたに逢えなく なりそうで寂しいっしょ 寂しいっしょあんたが帰って しまったら寂しい

地図のない道 – 北岡ひろし

何もない手の平に 夢だけ握り故郷(ふるさと)をひとり発ち 列車(きしゃ)に乗った嵐の夜に耐え 日照りの坂を越えしみじみと感じた 大きな親の愛よああ人生 願った様

薔薇ものがたり – 北岡ひろし

薔薇に棘あり 色気あり十二単(ひとえ)の 花びらをひと夜ひとひら 十二夜を染めておんなの 恋舞台燃えますね 妬けますね薔薇ものがたり棘がくちびる 恋しがる痛さこ

竹屋の渡し – 北岡ひろし

声を立てたら 世間がさわぐ鳴いてくれるな 都鳥二人で揺られる…竹屋の渡し 隅田川親の許さぬ みちゆきならば朝を待たずに 忍び発ち三社祭りで 袖摺り合っていつか人

まっかな まっかな 赤い風 – 北岡ひろし

(かごめ かごめ かごの中のとりは いついつ出やる)かごめの歌が 聞こえてきます少しうすめの 紅をさす赤い襦袢のその下はほんのり桜の白い肌格子を出られぬ籠の鳥何

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