北山たけし

篝火 – 北山たけし

都会の隅で 色褪(あ)せていく
育った頃の 風景も
慌ただしさに 忘れてしまう
大切な事 大切な人
眩しすぎれば 見失い
薄紅色が 丁度いい
辛い夜も 唇噛んで
忍ぶ心に 篝火を
涙見せず 生きてゆくなら
振り向かないで 前を向け

巷(ちまた)の空は 雨降り模様
誓った夢が 泣いている
会いたくなった 何気ないほど
あなたの言葉 優しかったよ
語りすぎれば 嘘になり
伝えきれない この想い
暗い夜も 照らしてくれる
人の間に 灯火を
向こう見ずと 笑われるなら
時代遅れの ままでいい

辛い夜も 唇噛んで
忍ぶ心に 篝火を
涙見せず 生きてゆくなら
振り向かないで 前を向け
振り向かないで 前を向け

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父子の誓い – 北山たけし

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