北原由紀
あなたの若さが怖いのよ – 北原由紀
歳のはなれたこの人に
いつか本気で惚れている
怖いのよ 怖いのよ
あなたの若さが怖いのよ
私がこれ以上 その気になったら
あなたは 重荷になるでしょう
おれを信じてくれという
そんなあなたにすがりたい
怖いのよ 怖いのよ
あなたの若さが怖いのよ
化粧でかくしても こころに傷ある
きれいな女じゃない私
女ですもの人並に
愛のくらしが 欲しいけど
怖いのよ 怖いのよ
あなたの若さが怖いのよ
女の扱いが にくらしいほど
あなたは上手になってゆく
歳のはなれたこの人に
いつか本気で惚れている
怖いのよ 怖いのよ
あなたの若さが怖いのよ
私がこれ以上 その気になったら
あなたは 重荷になるでしょう
おれを信じてくれという
そんなあなたにすがりたい
怖いのよ 怖いのよ
あなたの若さが怖いのよ
化粧でかくしても こころに傷ある
きれいな女じゃない私
女ですもの人並に
愛のくらしが 欲しいけど
怖いのよ 怖いのよ
あなたの若さが怖いのよ
女の扱いが にくらしいほど
あなたは上手になってゆく
おまえの命をくれというあなたの愛の打ち明けかたに心が動く 乱れて揺れる涙 涙 あとはもういいのね あなたすべてを捨てて私みたいな 女のために器用じゃないけど 倖
あなたに会えて 良かったと心の底から 言い切れる嘘がはびこる 世の中を生きて来ました 慎ましく取り柄は何んにも 無いけれどあなたの女に してくれますか私も今に
おまえと呼ばれて 抱かれたうれしさは死ぬまでわたしは 大事にするわ逢えてよかった ねぇあなた今日からふたりいつも目だたずそばにいてあなたをささえる女でいたいなが
歳の違いが どうだと言うの人の噂がなんだと言うのあなたと私に 愛さえあればこの世のどこかで 暮らしてゆける姉さん女房 きどるほどかしこい女じゃないけれどずっとし
すがるこの手を 振り切るように淋しく消えた うしろ影さだめを恨んで 風も泣く裏町川の この橋は越えて行けない 渡れないいつか覚えた お酒の味もひとりで飲めば ほ