北上健

親父のあぐら – 北上健

今朝は大漁と 一升立てて
酔えば十八番(おはこ)の 追分節(おいわけ)だ
明日は時化だと 又呑んで
いつの間にやら 大の字いびき
そんな親父の あぐらの温み
誰にも譲れぬ 場所だった

俺を抱き上げ 陽気に騒ぎ
髭をすり寄せ 泣かせてさ
肩に乗せては 聞くんだよ
漁師嫌いか なりたくないか
沖を指差し 自慢を語る
潮焼け笑顔が 好きだった

同じ番屋に 子供が走り
俺もやっぱり 呑んでるよ
親父残した この船で
海を相手の 二代目漁師
親に似てると 云われるたびに
あぐらの温みが 恋しいぜ

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今日はめでたい 金屏風縁が結んだ 皆様方に真心(こころ)こめての この晴れ姿見てて下さい 最後まで父母(おや)がみとめた この人と乗って行きます 長持船で俺が育

このままで – 北上健

惚れてつくして 死ぬ程惚れてつくしたりない 女の未練だめね だめなの 女ってそばに貴方が いるだけで幸せなんです このままでつらい時でも 貴方はいないどこにいる

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