勝新太郎

あれっきり – 勝新太郎

あれっきり おれとお前は
街で逢っても 知らぬ顔
雪降る夜だよ おれが買ってやった
コートをコートを なぜ着ない

あれっきり おれとお前は
街で逢っても 知らぬ顔
風吹く夜だよ 声をかけなくても
あの眼であの眼で なぜ見ない

あれっきり おれとお前は
逢わずに愛して 行く運命(さだめ)
雨降る夜だよ おれが買ってやった
傘を傘を なぜささぬ

人気の新着歌詞

絵草紙若衆 – 勝新太郎

娘ざかりが あれあのように広いお江戸は 恋の風むこう通るは 絵草紙若衆憎や素顔を なぜ見せぬ粋でいなせな 口三味線もまゝよこの世の かくれ蓑姿かたちは 浮かれて

橋ぐれる – 勝新太郎

「ふりむいちゃあいけねえぜ途中でふりむいたやつは かならずもどって来るなぜかかならずもどって来るンだ」前見て渡りゃあ 希望橋ふりむきゃあ もどりの黄昏橋よ朝陽に

上海から来た男 – 勝新太郎

霧に隠れて 波止場に来たが胸じゃ未練が 泣いているどうせ俺等は 上海くずれ帰る古巣も 今はないあゝ 今はない意地を張っても 心の底じゃいつか情けに 負けていた同

アドマンブルース – 勝新太郎

歩く案山子と 笑われながら見せる笑顔も 生きるためどうせ俺らは アドマンぐらし街のピエロで 暮すのさ暮すのさ白い舗道で 夕雲見れば遠い故郷が 偲ばれる来るんじゃ

次郎吉笠 – 勝新太郎

道は木枯らし 北山下ろし冬が落ち目の 肩に来る心細いぞ 甲州街道の日の暗さ江戸を追われて 十三里娑婆(しゃば)の灯りにゃ 未練はないが親が恋しい 恥ずかしさ鼠小

元気でいろよ達者でね – 勝新太郎

別れの花たば 抱いてあの娘が手をふる 波止場左様ならのひと言も 泪でうるむせつない気持ちは俺らもおんなじことさ元気でいろよ 達者でねまた会うその日までせめても笑

かんかん虫は唄う – 勝新太郎

青い空から 雲がわく青い海から 波がふく空と海との まんまんなかでハンマー振り振り オイラは唄うかんかん虫の命の唄を白いカモメが 肩に来て「夢はあるか?」と聞い

東海道の野郎ども – 勝新太郎

野郎どもおう! 東海道の野郎ども野暮な刀は ひっこめな威張るお方は わしゃ嫌い川はのんびり 流れてる雲もやさしい 姿をしてるぜ落着きな娘さんおう! 謎かけ好きの

静かな雨のロマンス – 勝新太郎

静かな静かな雨が 旅路の心を愛しく濡らして降る ロケ先のことさ行きずりの喫茶店で ふと見た人のきれいな瞳がなぜか 忘れられない「えー そうです。ぼく勝新太郎です

役者道中 – 勝新太郎

赤い幟が ひらひらと風にはためく 旅車乗るは二枚目 堅気役粋な新造も 殿様役も今日は素顔で 次の宿場へ揺れて行く右を指差しゃ 東海道江戸が恋しい 道しるべ侭にな

街の影法師 – 勝新太郎

暗い巷の 愛の日を消して行ったわ 誰じゃやら酔ってこぼした 涙の酒に濡れた翼よ いつ乾く捨てた故郷は あったとて帰る故郷が あるものか一度枯らして しまった枝に

仁吉星 – 勝新太郎

烏泣くなよ 日が暮れる暮れりゃ仁吉が 弱くなる好きな女房を 仁義に替えて意地で三下り 義理で残りの半下り吉良の港の おぼろ月嫌な渡世が 目に沁みる折って捨てたい

座頭市ひとり旅 – 勝新太郎

いやだいやだよ おてんとさんあんたが照っても くもってもおれに吹く風 やみはせぬ何処へ行こうと 気まゝなはずがだんだん世間がせまくなるひとりぼっちで 旅をしてふ

座頭市子守唄 – 勝新太郎

赤い夕日に さすらいながら死んだやつらに 子守唄どこで果てよと 誰が泣く知らぬ他国の 蝉がなく「斬ちゃならねえ人人を 斬っちまった時ァ目先が真暗になっちまった(

おまえは何処に – 勝新太郎

悲しいまでに 夕日が赤い窓辺でひとり おまえを思うよおまえとふたりで 育てたカナリアそれさえあれから 歌も歌わぬ風さえ今日も 訪れぬ部屋おれには夜は とても長す

夜と恋の終り – 勝新太郎

夜が終われば 恋も終るもうすぐ お前と 別れる朝がくるさよなら さよなら 泣かないで夜明けに涙を見せたくないから夜が終われば 恋も終るもうすぐお前は 誰かの女(

どんとやれ – 勝新太郎

なんだなんだなんだよ 男のくせにいのちいのちいのちを 惜しがってなにが出来るか 出来るまで胸をたたいて どんとやれなんだなんだなんだよ 男のくせにこれがこれがこ

涙はおれに – 勝新太郎

涙はおふき お願いだからいつものほゝえみ とりもどして悲しい夢を 見すぎたんだろう夜霧にかくれて 愛を求めてかわいい小鳩よ 傷つきながらももいちど朝日に はばた

ごめんね坊や – 勝新太郎

こっちをむいて坊や パパにためにこっちをむいて坊や 笑顔をみせてゆうべもおそくて あそんでやれずごめんよ こんやはいっしょに遊ぼうおねがいだから坊や ママといつ

さよならしようぜ – 勝新太郎

好きなままで このままさよならしようぜどうせいつか 別れるさだめの二人さ夏がすぎて 秋が来て白い冬が 来るようにすべては 季節のめぐりさ好きなままで このままさ

Back to top button