加門亮

銀木犀 – 加門亮

ほろほろと夜にこぼれる
匂いやさしい 銀木犀によぎる面影よ
愛しながらもさだめゆえ
はぐれて二秋おまえに逢いたい
逢いに行きたい 夢一夜 素肌ゆだねた

おもひでだけで生きてゆけると
背中でないたやつ
北風のたよりじゃ影さえも
やつれているとか
迎えに行きたい すぐに行きたい

北国へ 続く夜空を ふと見かえれば
なみだのような 蒼い流れ星
命はかない 女だから
もしやと気がかり
おまえに逢いたい 逢いに行きたい

人気の新着歌詞

撫子~なでしこ~ – 加門亮

明日の夢さえ 見えない俺に尽くすお前の けなげさ・いじらしさ撫子…撫子…一輪咲いた俺のこころの いのち花苦労に痩せた その指にいつかはやりたい 倖せを…世間を拗

男の慕情 – 加門亮

港夜霧に 濡れて交わしたわかれくちづけ 忘れるものか伽羅のかほりの か細いからだ抱いてやりたい もういちど悔やんでみても もう遅い夢はかえらぬ 男の慕情ひとつコ

泣いてもいいよ – 加門亮

(セリフ)「遠回りしたけど おまえのところへ 戻ってきたよ」逢いたかったと 眸をうるませる頬のやつれに待ちわびた 歳月が滲む男は勝手で 我がままで女をいつでも

夜更けのふたり – 加門亮

とても綺麗さ 今夜の君は肩よせながら 歩く街角淡い灯りも 囁きかける可愛い この手を離したくない いつまでも…燃えてせつない 夜更けのふたり夢の中まで 君と一緒

神戸北クラブ – 加門亮

しのび逢う夜の 短かさをうらむその眸が せつないよ少女みたいに わがままをいわないでせめても踊ろう 神戸北クラブ君は人妻… あゝ人の妻離れたくない 離せない同じ

夜霧 – 加門亮

黄昏にうるむ 港灯(ハーバーライト)よ涕(な)いてくれるか わかれの わかれの夜をおとなどうしの 粋なさよなら気どってみても 吐息…なみだいっそこのまま 旅にで

海峡物語 – 加門亮

今頃あの娘は 故国へ旅立つフェリーの上と馴染みの酒場のおやじがポツリと教えてくれる迷い子みたいな 女の背中がグラスを掠めふいに何かがはじけてつきあげる遥か釜山め

いたわり – 加門亮

よせよそんなに 自分を責めて悪い女の ふりなどやめな何にもやれない おれだけど分けておくれよ 胸の傷そっといたわり 支えたいむかし愛した おまえのためにそうさお

ミッドナイト・ヨコハマ – 加門亮

時計を見るのはしばらくおやめよ柄になく この俺も泣きたくなるから…忘れられない夜になったね甘く脅えるおまえの瞳にも炎はまだ燃えて帰したくないミッドナイト… ミッ

東京夜霧 – 加門亮

泣くのはおよし 涙をふいていつもの笑顔は どうしたの二度と会えない 別れじゃないさ泣けば尚さら つらくなるせめてそこまで 歩こうか心もむせぶ 東京夜霧離れていて

リラ冷えの街 – 加門亮

これで終りに しようねと決めた惜別の 旅なのに他人どうしになるなんて できないと泪におぼれる 愛しいひとよああ ふたり北国 リラ冷えの街離れないでと すがりつく

アカシア物語 – 加門亮

北の街札幌に 遅い春が来て花が咲くたび あいつを想うあの日別れた 時計台つれて逃げてと 泣いた奴アカシアの アカシアの花に浮かぶよ 面影が雪よりも白い肌 おれに

しゃれた恋 – 加門亮

おとなどうしの 恋だからあまい言葉は いらないさ夜のクラブはふたりの 秘密の世界そっとからんだ 指先がああ ああ 愛をささやくエンゼルキッスが 酔わせたか濡れて

偲び逢い – 加門亮

風が出て来たね 夜も震えてるおまえの肩先 抱き寄せるたとえどんなに 愛していても世間が許さぬ 恋がある…この手に奪えぬ 腑甲斐(ふがい)なさ髪の匂いが せつなく

東京もどり雨 – 加門亮

からだ壊しちゃいないか 愛に出会えたか尋ねてみたい 客もまばらなこんな夜はブランデー・グラスは おまえの胸さやさしい形で 俺をかなしませる悔んでいるよ雨、雨 東

霧情のブルース – 加門亮

口笛も凍る みなとハコダテ誰かあいつを 知らないか探さないでと ルージュで書いた左さがりの 文字がかなしい夜霧よ歌うな ブルースはガス燈もうるむ みなとヨコハマ

麗子 – 加門亮

あなただけ あなただけ他になんにもいらないと涕かないで 涕かないであゝ麗子昔に戻れる 夜汽車があれば迷わず今すぐ 乗るけれどおそすぎた何もかも 君は遠い女愛して

男のララバイ – 加門亮

薔薇のくちづけ かわしながらおまえを胸に 抱きしめる五月愛した この季節眩いばかりの 時間(とき)を過ごしてた時間(じかん)は止まり 思い出かぞえてもおまえはも

黒のララバイ – 加門亮

嵐に野薔薇が 散った夜旅路の果てで 噂を聞いた…何も死ぬこと なかったろうに暗い運命が おまえを棄てたおやすみ 眠んな もう誰も苛めないクラスに 手向ける 黒の

旅人 – 加門亮

なごりの雪の 消え残る山脈(やまなみ)はるか その向う男の夢は 何処にある今日また昏れる 北の涯てひとしお沁みる 茜空心のままに 野に生きる葦毛の駒に 我を見る

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