加藤晴子(あみん)
遠き故郷(ふるさと) – 加藤晴子(あみん)
あたり一面 広がっていた
しろつめ草で編んだ髪飾り
夕暮れの帰り道 小石を蹴って
どこまでも並んで歩き続けてた
瞳を閉じれば ほら
ひとつ残さず蘇る
今でも記憶の中
あの日のままの景色広がってる
悲しい時に心が帰る
大切な場所 胸の奥底に
変わりゆく街並みや人の気持ちに
気付かずに重ねた重く経(ふ)る時間(とき)よ
こんなに遠く離れ
私も変わってゆくけれど
いつでも心の中
あの日の私たちと生きている
いつでも心の中
あの日の私たちと生きている