ULTIMATE♭ – 加藤恵(安野希世乃)

“キミ”が足りなかった36度5分
微熱ギリギリまで上げてもいいよ

雨・風・太陽・酸素
気づきにくい大切リストに
今日　書き足すよ　キミの名前と
恋して揺れる　等身大のわたしを

決めた、ヒロインになる
ふたりの不協和音
やっとピッチを合わせられるね
目を閉じても　目を開けても
キミ越しの未来が消せない
ねぇ花びら欠けた花も
ふたつ重ねたらいい感じ
その魔法をとかないでね
キミ寄りの♭(フラット)でもいいから

背伸びが苦手な160cmが
帽子一個ぶんだけ近づけた空

妄想・幻想・執着
分かりづらい愛情カテゴリー
属しちゃうとか
もう、なんだかなぁだよね

ねぇ企画書になかったよ
こんなに好きになる展開

あぁこれからも巻きこまれそう
めんどくさくて　楽しみなあれこれ

でもね、キミのヒロインがいい
ココロの絶縁体
はずすのにずいぶんかかったね
黒歴史も　白昼夢も
蒼かった日々の笑い話
ねぇバラバラの星屑も
繋がっただけで星座になる
熱暴走して落ちそうな日は
わたし寄りの＃(シャープ)で

…おたがいナチュラルでいいかな