加納ひろし

浦安そだち – 加納ひろし

人情厚い 人が住む
江戸川沿いの 入江には
赤べか青べか 並ぶ舟
アサリや海苔の 漁師たち
粋な言葉が よく似合う
あああー ああー
生まれながらの 浦安育ち

都会に変る 漁場には
人人ひとの 波ばかり
漁師の町は そのままに
消え行く海よ 舟が泣く
今も昔が 帰るなら
あああー ああー
捻(ねじ)り鉢巻 浦安育ち

堀江に灯りが 灯るころ
酒場で交す 酒の味
飲み干すほどに 酔いながら
稼ぎを語る 仲間たち
やると決めたら 一筋に
あああー ああー
俺の故郷(ふるさと) 浦安育ち

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しゃあないな – 加納ひろし

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いにしえの旅人 – 加納ひろし

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ポールとポーラのように – 加納ひろし

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おんな海峡物語 – 加納ひろし

枕木の音が 子守唄夢から醒めれば 津軽海峡この海流れる 風に吹かれて船待つ時間(とき)が 好きでした海を海を渡る 女の旅は何に心惹(ひ)かれて… 船に乗るあなた

燃える赤ヘル僕らのカープ – 加納ひろし

空の青さに 生き生きと 跳ねて暴れる 鯉のぼりあれがカープのファイトだよ みどり輝くグランドに今日も火を吐く 好ゲームいつでも若くたくましく 燃える赤ヘル 僕ら

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俺もおまえも短い命明日は何処(いずこ)の海の底どうせ散るなら本懐遂げて螢になって還(かえ)って来るよ俺が来たなら甘酒くりゃれほーほー螢来いほーほー螢来いやさしく

叩き三味線 – 加納ひろし

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ひだまり – 加納ひろし

人は誰でも 止まり木で夢をついばむ 迷い鳥苦しかろうと 楽しかろうと人生轍(わだち)の あとは消せないだけどやすらぎ ほらそこにひだまり それは おまえだよ酒に

巾着田の詩~百万本の曼珠沙華~ – 加納ひろし

朝もや残る高麗川の河原の小径そぞろ行けば枯葉の声に秋ぞ身に沁む清き流れの丸曲がり囲むは花の巾着田御空の花を星と呼び我が世の星を花と呼びし晩翠、賢治、知るや知らず

風の華 – 加納ひろし

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晩秋に追われて – 加納ひろし

一度しかない人生 きっと傷つけて胸の奥詫びながら 人は暮してる過去という名の駅には 誰も戻れない瞼を閉じて追憶(おもいで)を 巻きもどしても晩秋(あき)に追われ

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