加納ひろし

巾着田の詩~百万本の曼珠沙華~ – 加納ひろし

朝もや残る高麗川の
河原の小径そぞろ行けば
枯葉の声に秋ぞ身に沁む
清き流れの丸曲がり
囲むは花の巾着田

御空の花を星と呼び
我が世の星を花と呼びし
晩翠、賢治、知るや知らずや
百万本の曼珠沙華
咲き乱れるは巾着田

見渡すかぎり秋桜の
花々花よ花の海よ
かよわき花よ されど気高く
凛とそよ咲くその姿
心も清し巾着田

歴史の郷の静林
そこにかしこに 燃ゆる花よ
命の花に想い溢れて
橋の畔に佇めば
茜の空よ巾着田

人気の新着歌詞

しゃあないな – 加納ひろし

運のいい人 悪い人生まれた時から 神様がお決めになるのは いいけれど私しゃ裏目の なげき節やっと口説いて ものにした花にも勝る 恋女房造花のバラとは つゆ知らず

いにしえの旅人 – 加納ひろし

いにしえの ヒュルル 風の町物売りの老いた母(ばば) 遠ざかる旅を急ぐ男(ひと)に 別れを遅らせて「あなたが好きなの 戻れない…」江差追分… 胸が熱くなる漁師(

浦安そだち – 加納ひろし

人情厚い 人が住む江戸川沿いの 入江には赤べか青べか 並ぶ舟アサリや海苔の 漁師たち粋な言葉が よく似合うあああー ああー生まれながらの 浦安育ち都会に変る 漁

ポールとポーラのように – 加納ひろし

青天の霹靂(へきれき) ローズの稲妻まさかこの年になって恋をするなんて迷惑でしょうね でももう止まらないもう戻れない昔憧れていたの ポールとポーラにそれが遅すぎ

初雪とピエロ – 加納ひろし

ほほを刺す 冷たい風が思い出の小径(こみち)を枯葉誘って吹き抜けて行く初雪(ゆき)も降ってきたあの日仲良く手をつなぎ愛を夢を語りながら歩いたこの小径(みち)今は

祈り歌~あなたへ~ – 加納ひろし

いつか逢おうね みんな笑顔でそれまで夢の中目をつぶればいつでもあなたに逢えますだから…頑張れますありがとう山に登れば若き心鮮やかによみがえりめくるめく青春の日々

敬愛~夕陽の向こうに~ – 加納ひろし

夕陽の向こうに 昭和が見えるあなたの優しい 姿が見える夕陽の向こうに 涙も見える時代…時代の あなたの涙夕陽の向こうに 哀れみ見える老いてまだ尚 働く姿夕陽の向

江の川有情 – 加納ひろし

風土記(ふどき)の丘の 別れの朝は名残の霧が まぶたを濡らすあなたの愛に 背を向けて北港(きた)へと下る 流れ旅です水面に消える 淡雪哀し我が江の川は なみだ川

ラスト・ラブ – 加納ひろし

たった一つ心だけは負けなかったよおまえが思慕(おも)う心だけは最後まで負けなかったよ…人生がこんなにも 難しいなんていまさら愚かさ 悔やんでいるよせめておまえだ

行徳いまも… – 加納ひろし

海の匂いが 風に乗り葭(よし)がざわめき ケケチが鳴(うた)う江戸の名残りの 常夜灯旅を見守る 道しるべ行徳いまも ありがとう神輿作りの 命灯(いのちび)をつな

男の花火 – 加納ひろし

夢をふくらませ 託してみても心には傷あとが 数えきれない生きているかぎり 晴れのちくもり悲しみも苦しみも わかる齢になるあきらめないさ 男の花火涙を希望で ふき

ワイキキ・ラブアゲイン – 加納ひろし

ワイキキの ビーチにあの夜涙で埋(うず)めた 恋心今もなお 埋(う)もれ火燃えてトキメキを やめないマヒナマヒナ 満月よ映し出してよ あの人今何処に恋しくて 切

泣いてくれるか… – 加納ひろし

夕焼け雲に 母の顔沈む夕陽に 父の顔両親(ふたおや)送って 来たけれど何か幸福(しあわせ) あげたろうかあぁ…年だけとった…バカ息子(せがれ)あぁ…なぜか今頃…

おんな海峡物語 – 加納ひろし

枕木の音が 子守唄夢から醒めれば 津軽海峡この海流れる 風に吹かれて船待つ時間(とき)が 好きでした海を海を渡る 女の旅は何に心惹(ひ)かれて… 船に乗るあなた

燃える赤ヘル僕らのカープ – 加納ひろし

空の青さに 生き生きと 跳ねて暴れる 鯉のぼりあれがカープのファイトだよ みどり輝くグランドに今日も火を吐く 好ゲームいつでも若くたくましく 燃える赤ヘル 僕ら

三郎螢 – 加納ひろし

俺もおまえも短い命明日は何処(いずこ)の海の底どうせ散るなら本懐遂げて螢になって還(かえ)って来るよ俺が来たなら甘酒くりゃれほーほー螢来いほーほー螢来いやさしく

叩き三味線 – 加納ひろし

叩き三味線 泣かせて泣いて明日を手さぐり 流れ旅アイヤ津軽は 凍ばれてヨー雪の野面(のづら)に 身を寄せ合って命を温(ぬく)める 雪うさぎアイヤー アイヤー  

ひだまり – 加納ひろし

人は誰でも 止まり木で夢をついばむ 迷い鳥苦しかろうと 楽しかろうと人生轍(わだち)の あとは消せないだけどやすらぎ ほらそこにひだまり それは おまえだよ酒に

風の華 – 加納ひろし

海峡は 荒くれる波カモメが 啼き騒ぐ未練残し発つ 人のように遠ざかる フェリーボート温もり求め 人が寄り添うターミナル 待合室恋のいのち ちりぢり儚くも 舞い飛

晩秋に追われて – 加納ひろし

一度しかない人生 きっと傷つけて胸の奥詫びながら 人は暮してる過去という名の駅には 誰も戻れない瞼を閉じて追憶(おもいで)を 巻きもどしても晩秋(あき)に追われ

Back to top button