加川良

北風によせて – 加川良

北風の中長い旅だった
君の顔からあまり離れてた
君がいないで淋しいよ

便りを出そう もっとゆっくり書こう
何といえば わかってもらえる
君がいないで淋しいよ

君のうなじに夜の優しさを見つけ
君のくちもとと夜露が恋をして
でもそれはぼくの思い違いだろうか
それとも今じゃておくれだろうか
君がいないで淋しいよ

北風の中長い旅だった
君の顔があまりに離れてた
君がいないで淋しいよ

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鎮静剤 – 加川良

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