加川良

  • こんばんは お月さん – 加川良

    こんばんはお月さんそんなつもりじゃなかったんだ夜風が身に沁みるでもつきあってくれるねこんばんはお月さんそんな筈じゃなかったんだでもつきあってくれるね明日の朝まで 風呂屋の煙突いやに長くこれじゃ一日長すぎる思い出すことさえつらいよ夢を見ようにも眠れないあの坂道を登ったところ一番星が見つけられるうまくやれると思ってた夜道がもっともっと暗けりゃきっと煙草の吸いすぎなんだ嘘をついてたわけじゃない恥かしがり…

  • 知らないでしょう – 加川良

    こんな寝起きの悪い朝は雨でも降ればと祈ってるいっそ石の流れに飛込んで靴でもくわえて笑っていたい窓をたたくは風ばかし待ってたって無駄だというし扉の影にはいつも嘘ばかしでもブルースなんて唄うつもりじゃないんだ 君が そばにいたら君が そばにいたら君が そばにいたら いつものように屋根にまたがって噂話しをのぞきこんでいるすると溜息はまたポケットの中で誰に腹を立てていいのか迷っている生まれつきってわけでも…

  • あの娘と長崎 – 加川良

    もしも誰か長崎へ旅することがあったらほんの少し通りすがりに寄り道してほしいあの娘は今も あの喫茶店でウェイトレスをしてるかどうかのぞいてほしい どうぞよろしく 伝えておくれ名前も知らない あの娘にどうぞよろしく 伝えておくれ僕の片想い あの娘に 暑い長崎にゃもううんざりだったけどあの娘とアイスコーヒーだけいつもヒンヤリ君はうつむくばかり僕はどもるばかりそしてあの娘は暑い長崎とっても好き どうぞよろ…

  • ラブ・ソング – 加川良

    北の果てから南の街へほっつき歩いてなんといわれようとやめられないんだ 住んでみたくなるよな街もあったけどいつも季節変わればそれまでだったよ あのレールのずっと向こうどこまで行けるのかねほんとこの先僕は何をすればいいのかね落ちつかないんだ 夜汽車のうす灯り夜空を駆けて行くどこか知らない街で流れ星になるといいね あのレールのずっと向こうどこまで行けるのかねほんとこの先僕は何をすればいいのかね落ちつかな…

  • かかしのブルース – 加川良

    からっ風の中で暑い夏を思い出しているからっ風の中で暑い夏を思い出しているマッチ箱からっぽ空は高すぎるうんざりだね 腕時計ははめないんだベルボトムは大嫌い腕時計ははめないんだベルボトムは大嫌いギターケースだって重たけりゃいつだって捨てられるんだよ 国道55号線を走ってコーヒーハウス(デューク)まで国道55号線を走ってスピード違反で(デューク)までなんかいいことありそうだでもそれは教えない 俺の手相は…

  • 子守唄をうたえない親父達のために – 加川良

    横になったら さあ目を閉じておまえの寝息を 聞かしとくれ耳を澄まして 口もと見つめお前と一緒 夢の中 窓からお月さん 子守唄おまえのほっぺ 口づけしてるどろんこ手の中 お星さま握りしめて 夢の中 おやすみ ぐっすりとおやすみ ぐっすりと小さな願い かなうようおやすみ ぐっすりと 遊びつかれ 泣きつかれおまえは今日も いたずらばかし草の香りと風の唄おなかいっぱい 夢の中 おやすみ ぐっすりとおやすみ…

  • 2分間のバラッド – 加川良

    たしかに寒い街だったよみぞれがしょぼつくような夜のこと思い出すだけでも鳥肌立つぐらいゾッとするよなお話しさ街の名前は覚えちゃいないそしてこんなことになろうとは あの頃俺もいっぱしの唄い屋でほんとまんざらでもなかったんだとはいっても誰かの前座ばかし地方巡業というやつでこの街へその夜コンサートは大成功大入袋もらってホクホクだったよ 打上げパーティーじゃ喰い放題ここまでは本当にいい夜だったホロ酔い気嫌で…

  • たかが私にも – 加川良

    思いつきでもいいから腰を上げた方がいいつかむものをつかんだら今すぐでかけた方がいいカレンダーはいまだ風まかせそして明日は裏がえり誰かの背中が曲がる願いごとばかりででも手遅れだとは誰にも思えない言いたくないさよならってことにしようそれも今がいい 何か口から吐き出したいでも言い訳はきかない天気予報が聞こえてるでもなぐさめにもならない天にまします我等の父はいつもの頭痛に悩んでるとにかく昨日の僕にもどるこ…

  • 教訓I – 加川良

    命はひとつ 人生は1回だから 命をすてないようにネあわてると つい フラフラと御国のためなのと 言われるとネ青くなって しりごみなさいにげなさい かくれなさい 御国は俺達 死んだとてずっと後まで 残りますヨネ失礼しましたで 終るだけ命の スペアは ありませんヨ青くなって しりごみなさいにげなさい かくれなさい 命をすてて 男になれと言われた時には ふるえましょうヨネそうよ 私しゃ 女で結構女のくさ…

  • 北風によせて – 加川良

    北風の中長い旅だった君の顔からあまり離れてた君がいないで淋しいよ 便りを出そう もっとゆっくり書こう何といえば わかってもらえる君がいないで淋しいよ 君のうなじに夜の優しさを見つけ君のくちもとと夜露が恋をしてでもそれはぼくの思い違いだろうかそれとも今じゃておくれだろうか君がいないで淋しいよ 北風の中長い旅だった君の顔があまりに離れてた君がいないで淋しいよ 人気の新着歌詞 伝道 – 加川…

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