加宮ゆうき

霧雨波止場 – 加宮ゆうき

小雨(こさめ)が冷たく ふたりを濡らす
抱き寄せ歩いた ベイサイド
誰よりも 愛しているわ
潤んだ瞳で 囁きながら
なぜ おまえは 黙って消えた
空が泣いてた 霧雨波止場

夢追う邪魔には なりたくないと
始発に乗ったと 聞かされた
やさしさに 甘えた罰か
戻りはしないと 分かっていても
まだ おまえを 探してしまう
恋の抜け殻 浮かべる波止場

思い出拾って 彷徨(さまよ)う夜は
ブルース切ない ベイサイド
今さらさ 未練な愚痴さ
あの時すべてを 捨てられたなら
ただ おまえを 追いかけたなら
ひとり佇む 霧雨波止場

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君と逢うたびに この胸が躍る運命の 出会い そうあの日から君の視線 感じるだけでハートはい

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