前田卓司

とまり木の女 – 前田卓司

北で育った色白の 色白の
指でグラスに酌をする 酌をする
訳のありそな指輪の 指輪の迹が
妙に男の こころをそそる
恋の函館 ナオミと… ナオミという女

ママに習った手料理を 手料理を
食べてみてよと甘えてる 甘えてる
聞けばアパート迷子の 迷子の仔猫と
ふたり暮らしと 寂しく微笑う
花の仙台 今日子と… 今日子という女

虫も殺さぬ顔をして 顔をして
恋を手玉にとる噂 とる噂
とても素面じゃ言えない 言えない話
今夜聞いてと ウインクなげる
夢の大阪 真知子と… 真知子という女

やっとお店が持てたのと 持てたのと
名刺差しだす片えくぼ 片えくぼ
渋い紬の襟足 襟足あたり
おんな盛りの 色気が匂う
ロマン長崎 かおりと… かおりという女

人気の新着歌詞

おばま恋唄 – 前田卓司

夜空に華やぐ 打上げ花火ふるさと恋しと 夜汽車(ぎしゃ)に乗る松上げ炎(ほむら) 篝火(かがりび)燃えりゃあなたの輝く 笑顔を照らす…小浜の夏よ あの日の誓い今

小浜旅情 – 前田卓司

遥かな時代の 美しさ海のある奈良(まち) 御食(みけっ)の国よ今もやさしい 故郷灯り北前船の 航路を照らす小浜旅情 ああ 栄華の旅路はつ姫縁(ゆかり)の 常高寺

男 度胸舟 – 前田卓司

怒濤をかぶってヨー 度胸を磨く口じゃ言えないヨ 漁師の奥義おまえもいっぱし わかってきたと…そんな言葉が 聞こえるようなおやじの おやじの髭面に朝日が映えるぜ 

霧子の街に霧がふる – 前田卓司

愛していながら 運命にないて別れた女よ ちいさな背中もしもあの時 勇気があったならきみを奪えたものを……霧子 霧子よ霧子の街に 思い出の霧がふる逢えなくなっても

冬しぐれ – 前田卓司

誰を待つのか 赤提灯が風に揺れてる 裏小路遠い汽笛を 聞きながら二人で良く来た 酒場の隅で今はひとりの 今はひとりの 酒に酔う胸に泌み込む 冬しぐれどんな苦労も

東京めぐり逢い – 前田卓司

何年ぶりだろ 逢えてうれしいお下げの少女が きれいに変わったね夜汽車できみが去った夜ふるさとの鉄橋で泣いたっけ 泣いたっけ思い出すなあ心にいつもきみがいたからあ

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