前川清

  • 昭和から – 前川清

    電話のダイヤル回す指が震えた声を聞くだけで幸せだった駅の伝言板に君の名前を書いた君はやがてそこにサヨナラと書いたあの日貧しかったけど諦めなかったあの頃夢は次々と生まれては消えてった僕は昭和から来て今未来にたどり着いたまだ終わらない物語をも少し読んでみようか 手紙の下書き書いては消して出せないまんまちぎって捨てた原っぱに仲間とごろりと寝転んで星を見てたら涙がこぼれた苦しかったけど自分を捨てずに済んだ…

  • 思い出は恋しくて、見た夢は儚くて – 前川清

    ああ 振り向けば 時間だけが過ぎてもう 同じように 走ることも辛くてああ あの頃は いつも前を見てたそう 楽しかった 記憶だけが残った 思い出は愛しくて 見た夢は儚くてあなたたちに会えたこと 誇らしく思えた残された僕たちに 限界はまだ早くて歩くことが辛いなら いつまでも 手を貸そう もう おかしかった 話さえも忘れてええ そんなこと あったかねと笑った 時代は変わって 言葉も変わって見た目も変わっ…

  • 愛のいたずら – 前川清

    あなたはもういないと心にきめたのに……愛のさだめのいたずらなのね会えて 会えて ときめく会えて 会えて ふるえるもう迷わせないで夢をもたせないであなたあなたそんな風にしないでね あなたをもう見ないとやっと慣れたのに……愛に女は弱すぎるのねそばで そばで 息づくそばで そばで きらめくもう燃えさせないで夜を飾らないであなたあなたそんな風に見ないでねあなたあなたそんな風に見ないでね 人気の新着歌詞 海…

  • 思い切り橋 – 前川清

    (ここは長崎長崎 思い切り橋) 男が一人 女が一人たった二人の 愛なのにささいなことで 別れてしまう難し過ぎます 大人の恋はあ…あ…あ夜が泣かせる ここは長崎長崎思い切り橋 小さな河が 一つになって海に流れて 行くようにあなたと二人 手を取り合って愛されたかった 海より深くあ…あ…あ夜にさまよう ここは長崎長崎思い切り橋 見返り橋から あなたを呼べば泣いて答える サヨナラが思い切るわ 未練の糸はた…

  • 虹がかかるように – 前川清

    歩き疲れた どこまで続くのか見えない未来を 無理矢理描いてた そう一人取り残されたようでそっと写真のあなたの頬に手を当てるの 雨の降った今日も 繰り返しの明日もあなたがいたなら 笑えたのに悲しかった過去は 消えもしないくせにどうして涙を 流させてくれないの 歩き始めた 新しい人生を遠くで聞こえた 口笛マネしてた そう僕ら争ってる場合じゃなくて大切なものを守り続けている 苦しかった今日も それでも来…

  • 胸の汽笛は今も – 前川清

    見飽きた暮らしの窓にも生まれたての朝日が届く素知らぬ顔して月日は砂のようにこぼれるけれど…日暮れるにはまだ間がある行き着く先はまだまだ先古いギター膝に抱けば胸の汽笛は今も鳴るよ 粗末にしてきた若さが眠らせない夜更けもあるが迷いも挫折もしたから曲がりなりにここまでこれた老い込むにはまだ間がある諦めるのはまだまだ先バイク駆って風になれば胸の汽笛は今も鳴るよ 時には立ちどまり 人生を思うなぜかあなたがそ…

  • 歩いて行こう – 前川清

    ラララ 出会いの数 何かがある旅って人生のようだね さあ旅が始まるよ頑張ってきたお父さんもいっぱい泣いたお母さんもほら素顔のままで一緒に笑おう歌おう 春になれば 桜の川が流れてった夏になれば 汗水かいて イビキまでかいてる ラララ 歩いて行く 見たこともない道を行けばラララ 出会いの数 何かがある旅って人生のようだね さあ旅は続くよ夢破れたお兄さんも赤ちゃん抱いたお姉さんもほら素顔のままで一緒に笑…

  • 越冬つばめ – 前川清

    娘盛りを 無駄にするなと時雨(しぐれ)の宿で 背を向ける人報われないと 知りつつ抱かれ飛び立つ鳥を 見送る私季節そむいた 冬のつばめよ吹雪に打たれりゃ 寒かろにヒュルリ ヒュルリララついておいでと 啼(な)いてますヒュルリ ヒュルリララききわけのない 女です 絵に描いたような 幸せなんて爪の先ほども 望んでませんからめた小指 互いに噛めばあなたと痛み 分けあえますか燃えて燃えつき 冬のつばめよなき…

  • 河内おとこ節 – 前川清

    河内(かわち)生れの 風来坊は生きのいゝのが あゝ… 売りもんやサテモ 皆さま おそまつながらこゝが男の 舞台なら太鼓叩いて 見栄を切る喧嘩囃子(けんかばやし)の 河内ぶし 一に度胸や 二に人情や後は腕ずく あゝ… 腕しだいサテモ 皆さま 悪声(あくせい)ながら坂田三吉 物語り派手な掛声 頂いて唸る男の 河内ぶし 馬鹿な息子と 叱ってくれる俺(わい)の親父(おやじ)は あゝ… 生駒山(いこまやま)…

  • 舟唄 – 前川清

    お酒はぬるめの 燗(かん)がいい肴(さかな)はあぶった イカでいい女は無口な ひとがいい灯りはぼんやり 灯(とも)りゃいいしみじみ飲めば しみじみと想い出だけが 行き過ぎる涙がポロリと こぼれたら歌いだすのさ 舟唄を 沖の鴎に深酒させてョいとしあの娘とョ 朝寝する ダンチョネ 店には飾りが ないがいい窓から港が 見えりゃいいはやりの歌など なくていい時々霧笛が 鳴ればいいほろほろ飲めば ほろほろと…

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