円広志

ハートスランプ二人ぼっち – 円広志

ベッドのまわりに 何もかも脱ぎ散らして
週末だけの秘密の部屋
おどけてチークを踊り続けてる お前をつかまえて
夢中になれるのは この時だけとキスして
いつもより強く抱きしめたまま
少しずつ感じて 踊りつづけてる二人さ
涙も過去も未来も 跡かたもない そんな悲しい街さ
ハートスランプ二人ぼっち たった二人ぼっち
放さない 放すもんかって
放さない 放すもんかって 今夜も堕ちてゆく

置き去りにしないでと 握りしめたぬくもりが
命をかけると 確かめるように
小さく震えて 昇りつづけてる二人さ
夢見た 昨日も明日も 跡かたもない そんな悲しい街さ
ハートスランプ二人ぼっち たった二人ぼっち

逃がさない 逃がすもんかって
逃がさない 逃がすもんかって お前に決めてゆく
放さない 放すもんかって
放さない 放すもんかって 今夜も堕ちてゆく

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無口な 無口なジュリア あきらめちまいなおまえの真心なんて わかるような奴じゃない無口な 無口なジュリア あきらめちまいなおまえの涙なんて 何とも思っちゃいない

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隙間風がするりとぬけた 弱い俺を嘲笑うように愛の終りを知ってたのかい異国の街へ旅立つ港 心を誰に奪われたのかいおまえは一人どこへ行くのさ時間は誰にも味方はしない

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