内田直孝

少年とミサイル – 内田直孝

ミサイルが落ちた
あの国だとか
あの街だとか
そういう類のものじゃなく
それはそう僕の日常に
前触れもなくやってきて
焼き尽くすんだ
未来を希望を
立ち上がろうとするんだけど
声は震え足はすくんでいて

いつだって僕は僕でいっぱいで
誰かの為だなんてとんでもない
そんな自分が許せないから
そんな自分じゃ許せないから
もう少しだけ歩いてみるよ
それでいいかな?

仕事へ向かう駅のホーム
少年の涙から目を逸らしたこと
今日は覚えてる 明日はどうだろう?
人間って良いなって思えない
忘れたことを忘れてしまうから

だから歌うよ
たとえ届かなかったとしても歌いたいだけ

いつだって僕は僕でいっぱいで
誰かの為だなんてとんでもない
そんな自分と笑えないから
そんな自分じゃ笑えないから
もう少しだけ歩いてみるよ
それでいいかな?

「明日になれば」と願って生きていくのは
気休め程度しか僕らを撫でてくれなかった
忘れていたんだ ほんとに馬鹿だな
「強くなれ」よりも大切な「強くあれ」ってこと

いつだって僕は僕でいっぱいで
誰かの為だなんてとんでもない
そんな自分を忘れないように
そんな自分も忘れないように
この気持を音に乗せ歌っていくんだよ

いつだって僕は僕でいっぱいで
誰かの為だなんてとんでもない
そんな自分を愛せるように
そんな自分も愛せるように
もう少しだけ歩いてみるよ
ありがとう
少年とミサイル

人気の新着歌詞

電影少女 – 内田直孝

仕事を終えて 缶ビールを空ける日々世界の歯車にさえなれない独りの夜台詞じみてるキミが繰り返す言葉に何度触れても 心がざわつくんだ触れることはできないからただ一方

光のように – 内田直孝

命の理由を探りがちな生き物だから戦うんだろう答えが分かるのは息も止まり 心臓の鼓動が「おやすみ」を告げる時だろう365回の後悔を引き連れていこう いつものように

Back to top button