あなたは しばらく
窓の外を 見ていた
遥か遥か 南の街で……
私は きっと
人波の中を 歩いている
遥か遥か 南の街で……
暖かい雨が降るという
ホワンポウエルの街で
あなたは深く 息をついた
あなたは やがて
本の上に 目を落とす
遥か遥か 南の街で……
私は きっと
人波の中を 歩いている
遥か遥か 南の街で……
暖かい雨が降るという
ホワンポウエルの街で
あなたは深く 息をついた
人気の新着歌詞
面影橋から 天満橋天満橋から 日影橋季節はずれの 風に乗り季節はずれの 赤とんぼ流してあげよか 大淀に切って捨てよか 大淀にいにしえ坂から わらべ坂わらべ坂から
西の方に 行けたなら僕は カリカリと 西瓜を食べる残った種が スクスクと伸びて心の中に 育っていくだろう擦切れた レコードと うずもれたタマシイがひとりぼっちで
雨が空から降れば想い出は 地面にしみこむ雨が シトシト降れば想い出は シトシトにじむ黒いコーモリ傘をさして街を歩けばあの街は 雨の中 この街も 雨の中電信柱も
印度の街を象にのって毎日どこかへ 行くのです麦ワラ帽子と大きな荷物一緒にテクテク 日溜りをカスタネットがカタカタとマンドリンがチリチリと背中で笑っているのです印
「下町は田舎みたいだ」って車に乗り合わせた女の子が言う下町育ちの小室さんは「成程……」と、うなずく道産児の僕は「そうかな……」と、首をかしげる田舎の縁日には肌寒
ぼくのこいびとはサーカスのキラキラ衣装の曲芸師小さな体が宙返りブランコからブランコへ宙返り高鳴る胸を押えてはきょうの“呼び物”さジンタにのってクルッと回れば拍手
おもちゃの汽車ホラ世界 ホラひた走れ煙草を吸う 僕の足もとからテレビを見ている君のひざがしらへおもちゃの汽車ホラ世界 ホラひた走れ壁の大きな 地図の上のシベリア
暑い夏の盛り場をボクタチ うきうき歩いたネオンの隙間を 摺り抜けてはどうしても 真直ぐに歩けない賑やかに 賑やかに出来るさ 賑やかに“長いドレスが欲しいなああの
小さな どうぶつえんおりの外を 雀が 飛びまわるおりの外を ねずみが走りまわるおりの中で 僕は 日向ばっこ小さな動物園お日様 ギラッギラ小さな どうぶつえんおり
なだらかな坂道をくるまが登って行く坂の下には私の家がある大きな木の葉が空を隠しているあたたかい風がくるまのうしろで吹く坂の下には私の家がある静かな昼下がり誰かの
キングサーモン 川面を跳ねて白い息を吐けば辺りは 愈々 寒くなるオホーツクの果て 波の上にユラリユラユラそんな 小さな島がある橋の上で 僕は手袋や 帽子の上から
さよならだけが人生ならばまた来る春は何だろうはるかなはるかな地の果てに咲いてる野の百合何だろうさよならだけが人生ならばめぐりあう日は何だろうやさしいやさしい夕焼
春は 日傘の 其の上に白い日射しが 降り積もる独り芝居も もうはねたさよなら町は 行き止まり差した日傘の 其の中に想い出ばかり 降り積もる夏は 祭りの 人々のや
そこに小さな街があってそこにささやかな生活がある街に小さな波止場があって街に小さな飛行場があって街に小さな停車場があるそれはしあわせの街それはしあわせの人々いつ
何かが待っているわけでもなく絶望を抱えているわけでもないさほどの意味があるわけじゃない船に乗り合わせたのは 偶然のことおかしなことだけど あてどないことだけどそ
大雪の日遠いオアシスで 頻りに手を洗う人よ奪ったのか 流したのか 埋ずめたのか 祈ったのか多分そうだろう No...ころんだ人の数 ひしゃげた車の数溜息まじりに
永遠の歌 永遠の星 永遠の愛 ただの夢じゃなく永遠の歌 永遠の星 永遠の愛 守り続けたい永遠の歌 永遠の星 永遠の愛 限りない思い永遠の歌 永遠の星 永遠の愛
窓の喧噪 聞こえないテレビのニュース 解らない外の天気は 気づかない帰り支度は 許せない君の寝息が 動かない死んだふりでも ないみたい叩き起こして もう一回さっ
熱い風 吹いてた街角に 吹いてたさしのべる きみの手うけたのは ぼくだね誰もが みな叫ぶ俺たちの 時代だとひたすらに 信じてどこまでも 走った今はもう 人影はな
わたしは月にはいかないだろうわたしは領土をもたないだろうわたしは唄をもつだろう飛び魚になりあのひとを追いかけるだろうわたしは炎と洪水になりわたしの四季を作るだろ