佐藤善人

みちのく遠花火 – 佐藤善人

紅葉(もみじ)が燃えて 秋が往(ゆ)き
湯けむり恋しい 冬がくる
好きで別れて 都会の暮らし
責めているよな 風便り
ごめんごめんよ それ切りで
忍ぶみちのく 遠花火

達者でいるか 忘れたか
それとも待ってて いるだろか
ビルの谷間に 明かりを点し
下り列車が 駆け抜ける度
乗って行きたい 行かれない
耐えてみちのく 遠花火

鞄(かばん)に詰めた 夢ひとつ
つかめば帰れる 手土産に
何をくよくよ 悩んでいると
叱る地酒の ほろ苦さ
空を見上げりゃ 北斗星
浮かぶみちのく 遠花火

人気の新着歌詞

笹川流れ – 佐藤善人

海に張り出す 岩の群れ海猫ばかりが 鳴いて飛ぶ苦労三年 まだまだ五年汗は心の しぼり汁夢の積み荷の 重さだけ生きて甲斐ある 笹川流れ夏と冬では 姿を変える朝陽(

最上峡 – 佐藤善人

山が高けりゃ 谷間も深いけ落されたら はい上がれ凛として たじろがず迷わず恐れず 振り向かず夢はひと筋 夢はひと筋 最上峡鷹よおまえは 何故越えて行くあんな険し

湯田川の月 – 佐藤善人

一歩踏み出しゃ 戻れないまして男の 生きる道夢を背おって 故郷(くに)を出て浴びた浮世の 雨や風無駄にするまい この命ひとり浮かべる 湯田川の月ついて来るなと 

Back to top button