伊藤咲子

  • 紅い花 – 伊藤咲子

    胸までしみる はげしい雨にうたれて私は 立ちつくすあなたが来ない 乗りかえ駅のホームに咲いてる 紅い花私は泣かない ふるえているだけ私は泣かない もう大丈夫あなたに約束破られて死にたい程に つらいけどつらいけど 今にも折れて 流されそうな私に似ている 紅い花あきらめましょう あなたのことはやっぱりうそつく 人だった私は泣かない びしょぬれだけれど私は泣かない 涙じゃないわあなたのかわりに この花を…

  • ごきげん如何 – 伊藤咲子

    久々に手紙書きますごきげん如何ですきっとお元気のことと思いますが何故か心にかかり ペンなどとりました変りないですね 変りなどないですね信じているつもりだけど不安になる はなれているからね季節は早や冬から春あなたはいつ来るのですか 折り返し返事下さい毎日待ってますもしも出来るなら愛の言葉そえて少し不安に思う私に下さいね変りないですね 変りなどないですね約束したあの日のことはっきりまだ覚えているのです…

  • 赤ちゃんみたいな女の子 – 伊藤咲子

    突然こんな手紙が あなたにとどいたならおどろくことでしょう 私からだからいつでも頬にくちづけ 赤ちゃんみたいな子とからかいつづけてた あなただったからいたずら書きでは ありませんそれほど大人じゃ ありませんただひたむきに あなたを愛していると伝えたくて 伝えたくて書いています おさない部屋の飾りも 片づけ終りましたシックなよそおいを 考えています今度の休みの日には お招き出来るように毎日そればかり…

  • 待ちこがれて – 伊藤咲子

    いつかあなたが肩を抱いてやさしい言葉かけてくれる日をずっと私は待っていますきれいな心なくさないよう手紙を書くだけで机に積み重ね季節の変りめをぼんやりと見てるそんな私を可哀想とみんなはいうけどそうじゃないないのよ 突然あなたから誘いの手紙来て心がときめきではりさける思い待っていた日がやって来たと私は涙ぐむ夢じゃないないのよ 人気の新着歌詞 女の歌 – 伊藤咲子 ずいぶん前から 非常事態よ…

  • 白い灯台 – 伊藤咲子

    バスが着くたび来るかと思いあなた待ってる岬のはずれ白い灯台きらきら光りどこも楽しい恋人ばかり あてにならない約束だけど私はあなたを信じてる灯台のすぐ下で私は一日待ってます 待ってます 午後になったら北風吹いて少し不安に思えてきます白い灯台のぼっておりて時間つぶして 歩いています あてにならない約束だけど私はあなたを信じてる灯台のすぐ下で私は一日待ってます 待ってます 人気の新着歌詞 女の歌 …

  • きっといい恋できますね – 伊藤咲子

    薔薇(ばら)という字があなた 書けますかもひとつ 憂鬱(ゆううつ)という字はどうですかこの二つの漢字が書ける人と恋をしてみたいと思っていました あなたはスラスラとそれを書いたまるで自分の名前を書くようにあなた 心がありますねきっと いい恋できますね あなた 今でもひとり 泣きますか心をふるわせる涙はいいですね泣くことすら忘れた人が多くポロポロと泣くのはきれいに見えます あなたはほほえんで「そう」と…

  • 静かに、愛がとび立つわ – 伊藤咲子

    静かに愛は逃げる静かに愛はとび立つくちびる重ねながらこころを海にしましょう 話したい思いおさえ見つめるだけにしましょう あなた甘いだけの歓(よろこ)びのあとでは 愛は臆病だから まるでガラスの橋かカラを破った鳥か 風におびえる花か愛は臆病だから そっと両手でつつみ胸であたためながら 長い時間をかけて 静かに愛は逃げる静かに愛はとび立つ裸の胸の上に花びら飾りましょう 激しさを通り過ぎて信じるだけにし…

  • いい日 旅立ち – 伊藤咲子

    雪解け間近の北の空に向かい過ぎ去りし日々の夢を叫ぶ時帰らぬ人達 熱い胸をよぎるせめて今日から一人きり 旅に出るあゝ日本のどこかに私を待ってる人がいるいい日 旅立ち 夕焼けをさがしに母の背中で聞いた歌を道連れに…… 岬のはずれに少年は魚つり青い芒(すすき)の小径を帰るのか私は今から想い出を創るため砂に枯木で書くつもり“さよなら”とあゝ日本のどこかに私を待ってる人がいるいい日 旅立ち 羊雲をさがしに父…

  • 春風の二人 with 城みちる – 伊藤咲子

    ふと見上げれば 空にひまわりみたいな 雲ひとつ想い出すよ 陽(ひ)に焼けた 君の笑顔そう若すぎた ふたり今だけよければ うれしくて他(ほか)の人の言葉なんて 聞こえなかったまさかだわAH まさかだね再びめぐり逢うなんて素敵に時を 重ねてきたんだねすぐにうつむく 癖はそのまま木枯しはもう 懲り懲りさ春風のふたり ふと手に取った 青い青いイルカの ペンダント想い出すわ 遠い日の 頬の涙あの青春の 日々…

  • カナダからの手紙 with 城みちる – 伊藤咲子

    ラブ・レター・フロム・カナダもしもあなたが 一緒に居たらどんなに楽しい 旅でしょうラブ・レター・フロム・カナダ色づく街を 歩いていると涙がほほに こぼれてきますあなたの声を 想い出してカナダの夕陽 見つめています 息が止まるような くちづけをどうぞ私に 投げてくださいラブ・レター・フロム・カナダあなたの居ない ひとり旅です ラブ・レター・フロム・カナダあなたの愛を たしかめたくてわがままばかり 云…

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