伊禮俊一

オクラレルカ – 伊禮俊一

歌うたう僕のことを遠く見てる懐かしい顔
突然の再会にかける言葉見つからなくて

二人でいたころ僕の心に夢が生まれて
大きなこの憧れにただ胸がいっぱいだった

不器用に別れを伝えて泣く涙目の君に
優しく言葉もかけられぬまま あの恋が終わった

変わらないねセミロング小さな目も笑った顔も
まるで時を巻き戻して会ってるようなそんな気分さ

心に探していた切ない気持ちの理由を
たった今みつけたんだ上手く言葉に出来ないけどね

変わらない瞳を見つめる度恋しさが募る
流れた時間に逆らって今君の匂いがしてる

なつかしく話す君の楽しげなその口ぶりに
「あの日にはもう戻れない」そう自分に言い聞かせたんだ

不器用にさようならを交わして泣く僕の胸の中で
流れた時間に逆らって咲く花はオクラレルカ

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線香花火 – 伊禮俊一

線香花火の火は 散りばめた遠い夏の日々かすかに痛い胸に ポタポタ溶けて行く激しく燃えた恋に ささやかな思いでハナムケを軋んだ恋の戸張 伝える術もなくて激しく揺れ

あの日の空を – 伊禮俊一

ふと目を閉じれば浮かんでくる 幼いあの日の想い出が移ろう時間に変わりゆく 幼いあの日が遠ざかる追いかけた あの子の笑う声過ぎた日々に 色褪せた風の道泣きたくて

明日に架ける情熱 – 伊禮俊一

共に泣き 共に抱き 歩いてゆける「あなた」がいる信じ合い 励まし合い きっと掴むのさ シ・ア・ワ・セ・ヲ!何をしたってうまくいかずに 落ち込む日々も時にあるけど

愛する島 – 伊禮俊一

愛する島時の流れに変わりあの木の下で遊んだ 想い出は消えてゆく広い砂浜を走り回った楽しかった日々はもうそこにはないの?青く輝く海は透き通らないの?失くした心はも

道しるべ ~明日への扉~ – 伊禮俊一

小さな部屋で考えていた閉じこもったまま答えを探してでもなんとなく解ってきたんだホントは答えなんて 無いのかもしれないね心の扉を開いて ありのままの姿でどこまでも

恋ノ花ビラ – 伊禮俊一

花ビラひらひらと 落ちて溶けてゆく愛しいあの人の 手のひら溶けてゆく愛をくれたのは 愛しい君の優しい笑顔だった いつまでも忘れない会いたい気持ち 想いが募り焦が

切ない程に I love you – 伊禮俊一

そっと朝日が 波にゆれて煌くよ君の涙を 包むように そう歌っているよきっと大丈夫 だからもう泣かないでずっと見守っているからね そうどんな時も君を励ます言葉さえ

ハイサイ!沖縄ぬちゅらかーぎー – 伊禮俊一

≪男性の唱え≫聞(ち)きば沖縄(うちなー)や 花ぬ下(むとぅ)でむぬイチャリバちょっちゅね イチャリバちょっちゅね我(わ)ったー仲間(しんか)や イチャリバとぅ

お母さんの詩 – 伊禮俊一

目を閉じて思い出すのは あなたと共に過ごした日々溢れてくる涙の意味を どうして上手に伝えられない厳しくて怖い人で 叱られてばかりだけどあなたは私に 揺るぎない愛

いとし春よ、いとし君よ ~涙のさくら~ – 伊禮俊一

淡き光が照らす季節は春を迎え急ぎ足で蕾は 纏った衣を脱いだ忘れられず目を閉じれば 君の影を追いかけておどけた日々が今も 鮮やかに甦る風に舞う桜が涙と散るいとし春

かりゆしDANCE! – 伊禮俊一

君はかりゆし飾る花よ 夜の宴に熱を注ぐ古酒(くーす)片手に 酔うれ舞うれ心カチャーシー 唄いましょう粋な島唄 踊るビーチ 恋を癒した愛の詩よあの娘がくれた 美(

青春の旅立ち – 伊禮俊一

広がる海にとどいた風は 募る想い出運んでくる君と過ごした青春の日々 寄せては返す波にゆれる旅立つ僕の心を見送るように流す涙も 過ぎた季節も 輝かせ続ける あの海

先生 – 伊禮俊一

そうさ今ならば 素直にそう言えるんだあなたのその愛が 僕らを育ててきたと大きな声を張りあげて 叱るのが日課のように声が枯れても強い眼差しで 僕らを見つめてくれた

夏が来た! – 伊禮俊一

「夏が来たよ!」と大騒ぎで 島の蝉たち鳴いている空も海も青く広がり みんなで泳ぎに行こうかねぇ~!太陽(ティーダ)照らす白いビーチで 波に揺られて遊びましょう日

そこで生まれた僕のうた – 伊禮俊一

遠く遠く聞こえてくる 僕が生まれた鳥のうた強く強く響いていけ この場所で生まれた僕のうたサトウキビの畑の中 見つかるまいと息ひそめかくれんぼ傷だらけの手足のまま

花よ – 伊禮俊一

花よ花よ 其方が咲くは愛しき人の胸の畔(ほとり)さすれば私 さされる土となり雨乞いを唄いましょう花よ花よ 其方が揺れるは 恋しき人のゆるい吐息さすれば私 流れる

倫々々 – 伊禮俊一

倫々々と風鈴の音がまた夏を遠ざける さよなら呟いて去っていった君よ倫々々と秋風の懐かしきあの調べ 悔やめど月影はありし日のまま別れを惜しむ花火の光 水辺に揺れる

飛んで – 伊禮俊一

ねぇ これ以上 ねぇ 黙っていないでもう何だっていいから 僕にぶつけてよ逢えない日々の中で 不安だけが過ぎて行く返す言葉もなく 電話で泣いていた君に何も出来ずに

チャンプルー・アイランド – 伊禮俊一

波にゆれるティーダの光 どこまでも続くオーシャン三線片手に釣糸たらして 捕れたのはハリセンボンのんびり時が流れてる ワシタ平和な島オジィ・オバァもチャー元気子供

幸せだってこと – 伊禮俊一

人は皆急ぎ足で 歩いてどこへ向かうんだろう?道端に咲いた花や 草木も見落としてしまう「もっと!もっと!」背伸びしたり 「早く!早く!」急かされてばかりだけどその

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