人間椅子

  • さよならの向こう側 – 人間椅子

    嵐の過ぎ去った空に鳥の歌声がこだまする昨日の街並も消えて人は希望の杭を立てるのだ 何かをなくすのを怖れいつも立ち止まったりするけれどそこから歩かない限り何も手に入りはしないだろう 流れる清水が海へと行くよに君の前には明日が待っている さよならの向こう側勇気を出して踏み出そうさよならの向こう岸涙をふいて漕ぎ出そう 何かを変えるのは辛い生きていることだって悲しいね退屈だなんて言う前に生きることの理由を…

  • 宇宙電撃隊 – 人間椅子

    闇夜を走る一筋の希望の光 電撃!平和を守り愛つなぐ正義の味方 電撃! 光のように現れて石火のごとく消えてゆく巨大な悪に立ち向かうみんなのためのヒーロー 出撃だ突撃だファイアー ファイアー ファイアー ファンファンファファンファンファンファファンファンファンファファンファンファンファファンファンファンファファンファンファンファファンファンファンファファンファンファンファファン宇宙電撃隊 虚空をよぎる…

  • 自然児 – 人間椅子

    煙草の煙を せわしなく吐きお前の心は 早鐘に打つ世界という名の 大人の前で闇夜に怯える 獣のように お前は自然児裸であるがゆえお前は異端児自然であるがゆえ 成すべき未来の 頁は閉じてお前は浪費の 日記をつける止まらぬおしゃべり 玩具(おもちゃ)の自慢自分を知らない 子供のように お前は自然児裸であるがゆえお前は異端児自然であるがゆえ 食べたい時に食べて眠たい時に眠り悔しい時は暴れ悲しい時は叫び誰を…

  • エデンの少女 – 人間椅子

    彼女はいつも町の外れに佇んで流れる雲の行方見つめる夏の日射しも硬く閉ざした心にはフィルムのように儚く映る 叫べよ少女すべてが嘘と人も自分もすべてが謎と 明日からは本当のこと見つかるだろうきっと信じてエデンへ少女よ駆け抜けろ 彼女のことを聞けば誰もが口つぐむ名前も知れぬ哀しい少女流行の服に袖を通したこともない行き交う人も振り返らない 泣くのだ少女あたりかまわず大声上げてわけもわからず 明日からは幸せ…

  • 涅槃桜 – 人間椅子

    桜ひらひら降る夜は心うららに躍って春の涅槃に舞うのさoh yeah 君の家に行こうと思った風のとても激しい夜だった夜だった僕は震えながら駆けだした桜の降りしきる森の中森の中 寄る辺ない無辺際の宇宙で僕は何処へ行こうとしてるのだろう 人恋しくてやりきれなくて春の宵は退屈過ぎる 君に伝えそびれた言葉はありきたりの短い一言ただ一言僕は毎日呟いている誰にも覗けない夢の中夢の中 果てもない無量劫の時空で僕は…

  • 悪魔大いに笑う – 人間椅子

    僕の心の悪魔がある日気取ってお出ましご主人様においてはご機嫌よくもお呼びで 何か不満でいるでしょう?何か悔やんでいるでしょう?わたしがすべて癒してあげます 僕の心の景色は砂漠みたいに灰色人の値打ちはなんだろう富と名声なんだろう (あなた)お金欲しくているでしょう?名誉欲しくているでしょう?わたしがすべて叶えてあげます 悪魔が笑う悪魔が笑うお前が何かに悩む度悪魔が笑う悪魔が笑うお前が何かを望む度 契…

  • 魅惑のお嬢様 – 人間椅子

    月明かり浴びた雪のような淡くて溶けそうなその肌は目眩がするほど狂おしい野バラの香りをにじみ出す お嬢様の脚お嬢様の腕お嬢様の胸お嬢様の頬そこに咲く笑窪 磨いためのうが濡れたような妖しい光の唇は神秘の水晶のぞかせて小鳥のさえずりそっと出す お嬢様の髪お嬢様の指お嬢様の口お嬢様のあごそこに咲くほくろ この世の光をみんな集めてまばゆいばかりに光輝け お嬢様 男の視線をみんな集めて艶かしいほど光輝け お嬢…

  • 悪魔一族 – 人間椅子

    暗闇が産んだ災いの生命(いのち)千万(ちよろず)の時へ悪徳を放つ 堕天使の顔と獣(けだもの)の翼鉤爪を伸ばし生贄を屠(ほふ)る 足りない 満ち足りない虚空の 深い闇のたうち 身悶える空ろな 黒い渦 夜の風乗って来るぞ 来るぞ闇の声乗って来るぞ 来るぞ 悪魔一族 冒涜に満ちた享楽の宴絶望の味に舌鼓を打つ 殺戮(さつりく)を勧め混乱を愛でる腐臭と死臭の芳(かぐわ)しい香り 晴れない 気が晴れない虚空の…

  • エデンの少女 – 人間椅子

    彼女はいつも町の外れに佇んで流れる雲の行方見つめる夏の日射しも硬く閉ざした心にはフィルムのように儚く映る 叫べよ少女すべてが嘘と人も自分もすべてが謎と 明日からは本当のこと見つかるだろうきっと信じてエデンへ少女よ駆け抜けろ 彼女のことを聞けば誰もが口つぐむ名前も知れぬ哀しい少女流行の服に袖を通したこともない行き交う人も振り返らない 泣くのだ少女あたりかまわず大声上げてわけもわからず 明日からは幸せ…

  • 棺桶ロック – 人間椅子

    何が何だか知らないうちにどこかとんでもないとこへ来たそばで医者様臨終告げる何だかとても嫌な予感だこれは一体どうしたことだ体がまるで動かない何が何だか知らないけれど何が何でもここから逃げるんだ 棺桶が招くのだ棺桶が俺を呼ぶのだ 何が何だか知らないうちにどこかとんでもないとこへ来たそばで坊主がお経をあげる何だかとても嫌な気分だここはどうやら棺桶の中どうやら俺の葬式だ何が何だか知らないけれど何が何でもこ…

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