井上由美子

名も無い道 – 井上由美子

浮世と言うから 浮かれてりゃ
つまずくことも あるものだ
生き方 時には 間違えて
笑われ恨まれ 泣かされる
も一度夢を 追ったらいいさ
名も無い道だが 我が道だ

苦労と言う字は 苦しみを
労り合うと 書くんだよ
お前と温もり 分かち合い
険しい茨を いとわずに
肩寄せ合って 生きればいいさ
名も無い道だが 我が道だ

根気と言う名の 根を生やし
しあわせ胸に 咲いている
あしたの試練も ふたり連れ
陽照りや寒さは 糧にして
遠くに見える 希望(のぞみ)でいいさ
名も無い道だが 我が道だ

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秋冬 – 井上由美子

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白いブランコ – 井上由美子

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貴方は もう忘れたかしら赤い手拭 マフラーにして二人で行った 横丁の風呂屋一緒に出ようねって 言ったのにいつも私が待たされた洗い髪が芯まで冷えて小さな石鹸 カタ

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喝采 – 井上由美子

いつものように 幕が開き恋の歌 うたう私に届いた報せは 黒いふちどりがありましたあれは三年前 止めるあなた駅に残し動き始めた汽車に ひとり飛びのったひなびた町の

恋の糸ぐるま – 井上由美子

恋はなにいろ 春の色男と女の 夢の色あなたとわたしで しあわせのきれいな模様が 織れますようにどうぞこのままこのままで 時間をとめて恋のしあわせ なんの色弥生三

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女ごころの 寂しさに優しく触れて くれた人こんなわたしで いいですか聞けば頬笑み うなずいたふたり合わせの 人生坂を迷わず真っ直ぐ 歩きたい花が綺麗に 咲いたと

暖め鳥 – 井上由美子

ひなはやさしい 母鳥の羽のぬくもり 忘れない夕焼け空を みるたびに思い出します 子守り唄愛情いっぱい 育ててくれたかあさん かあさん ありがとう会うたび小さく 

海峡吹雪 – 井上由美子

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なみだ橋 – 井上由美子

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