五月雨江・村雲江

雨と雲と犬 – 五月雨江・村雲江

「郷義弘が作刀、名物、五月雨江。
え? これですか。
これは前の主に対しての義理のようなもの。
それよりは…」

同じ時代に生きた あの方
私の名前を詠んでくれた あの方
思いが溢れてくる
季語と共に…

雨に隠れて 何をしましょうか?
雨に忍んで 何をいたしましょう?

わん
雨に濡れた子犬が
わん
あなたのために詠みましょう
わん
素晴らしい一句を
わん
あなたのためだけに

雨に隠れて 密かに攻め込み
雨に忍んで 闇討ちしましょう

「郷義弘が作刀、名物、村雲江。」

かつての主たちは悪人と呼ばれてる
どうせ俺は二束三文だし
正義とか悪とか興味ない
どうせ勝った方が正義なんだろう?
あぁ お腹いたい…

「……雨さんはどこ?」

雲に隠れて 何をする気なのさ?
雲に隠れたって 何もできやしない

わん
見ての通り負け犬
わん
俺より高いものばかり
わん
癒して 雨さん
わん
癒してよ 雨さん

雲に隠れて 逃げてもいいけど
雲に隠れたって 何も変わらないから

移り行く季節は
雲となり雨となる
移り行く時代は
道照らす光求めるけど
移り行く想いは
誰が繋ぎとめる?

わん…
わん…
わん…
わん…
わん…
わん…
わん…

わん…
わん…
わん…
わん…
わん…
わん…
わん…

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