五十川ゆき

涙のリバー – 五十川ゆき

どうしてこんな日に 星が見えるんやろ
どうしてこんな日に 雨は降らへんの

あんたが夢に 呼ばれるように
いつかこの街を 出て行くと
そんな予感に おびえていたの
けれど 聞きたくはなかった
Cry Me a River
御堂筋は車のライト抱きしめて
Cry Me a River
ひと筋に流れる 川のようです
涙でにじんで わたれない

あんたにごめんと 言われたことが
悲しかったんと 違うんよ
ついて来いと 言われんことが
ただただ 情けなくて
Cry Me a River
御堂筋は光る並木にいろどられ
Cry Me a River
哀しみをかくす 川のようです
このまま何処へ 流れたい

どうしてこんな日に 星が見えるんやろ
どうしてこんな日に 雨は降らへんの
どうしてこんな日に 雨は降らへんの

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プライド – 五十川ゆき

いたずらに孤独を重ね今日まで過ごして来たんじゃない命をはぐくむ喜びこの手に感じながら生きたい移ろう季節に褪せない 確かな絆よプライドこれが最後の プライド譲れな

くれない月夜 – 五十川ゆき

女が命を 懸けた恋砕け散っても 悔いはない行けるとこまで 連れてって逢えない夜には 炎(ひ)の酒よ胸のうずきを 鎮めておくれ愛する想いが 燃え上がり夜空(そら)

津軽のおんな – 五十川ゆき

雪が哭(な)いてる 迷いをなじる夢を捨てたら 岩木山(やま)も哭く愚図る女は 邪魔になる行く道信じて ついてゆくあんた あんたと 夢を見る命重ねて 愛を尽くして

惚れた女の恋の道 – 五十川ゆき

惚れた女の 想いと雪は積もり積もって 深くなる星の数ほど 男はいてもあたしゃ あんたに 岡っ惚(ぽ)れためらい恥じらい かなぐり捨てて愛の一字に 賭けてみるダメ

愛はさりげなく – 五十川ゆき

「寂しいよ」なんて あなたに言ってみた桜散る穢(けが)れなさが なぜだか 愛しくて夜の川に ゆらゆら揺れて 泣けるくらい綺麗それはきっと 移ろう日々を寄り添い生

焔の酒 – 五十川ゆき

よしておくれよ いい加減音沙汰なしじゃ 淋しいよ未練がぐずる こんな夜(よ)は女でいるのが 辛くなる酒よ 酒よ 焔(ほむら)の酒よ酔わせておくれ 立てない位酒よ

蛍火挽歌(ニュー・ヴァージョン) – 五十川ゆき

女をこんなに 惚れさせて手柄話に する気でしょうか今夜も夜通し 待たせてはどこかで悪さを してるでしょうかもしも蛍に なれたならあなたを捜しに 飛んで行く迷わな

曼珠沙華 – 五十川ゆき

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また君に恋してる – 五十川ゆき

朝露が招く 光を浴びてはじめてのように ふれる頬てのひらに伝う 君の寝息に過ぎてきた時が 報われるいつか風が 散らした花も季節巡り 色をつけるよまた君に恋してる

じょんから女節 – 五十川ゆき

雪は下から 舞い上がり赤い喪裾に まといつく太棹三味線 女の旅路燃える くすぶる はじける 愚図る離れられない 男(ひと)がいるじょんから じょんから わかって

抱いてあげる – 五十川ゆき

疲れた心 コートで隠す その横顔星の夜空を 見上げる事さえ 忘れてるタバコの味も 不味くなる程男も泣きたい時があるもの人生なんて カッコ悪くてだから 尚更 愛し

別れの予感 – 五十川ゆき

泣き出してしまいそう 痛いほど好きだからどこへも行かないで 息を止めてそばにいて身体からこの心 取り出してくれるならあなたに見せたいの この胸の想いを教えて 悲

雪国~駒子 その愛~ – 五十川ゆき

トンネル抜けたら そこは雪国駒子は氷柱(つらら)と 暮らしていますあの日あなたと 燃えつきて死ねば 死ねばよかった…逢いたい人に 逢えないつらさ悲しい酒が 雪に

夜桜挽花 – 五十川ゆき

あたしの中の 悪い子が欲しい欲しいと またせがむ口紅(べに)を噛み切り 投げつけりゃ死んだふりして 夢ん中夜桜(はな)よ散れ みんな散れあたしもあいつも みんな

涙のつづき – 五十川ゆき

下手な生き方 あなたが笑う涙拭(ぬぐ)って 私が笑う忘れかけてた こんな温もり臆病なプライドも そっとほどけてく涙のつづき あなたと生きたい出逢えた奇跡 感じて

二度目の青春 – 五十川ゆき

古いアルバムに夕日があたると淋しくて時間列車で昔へと帰る 堅いシートのひとり旅忘れても忘れてもあなたは生きてる私も生きているから…過ぎゆく季節が愛おしい疵あと消

タンゴな夜のタンゴ – 五十川ゆき

あの日あの店あの椅子 二人の宿命キャンドルゆれて酔わされて 人生盗まれた会うたびに不思議 欲張りになって行くの恥じらう私のままで 愛されたいのに…タンゴ タンゴ

さよならなんて – 五十川ゆき

雨の並木路(なみき)で 泣いている子猫のような 私にあなたの 愛情(あい)が 嬉しくてこころが 仕草が 愛しくて泣きぬれて 抱きしめる思い出と 夢の中さよならな

置き手紙 – 五十川ゆき

バス停へ急ぎながら何度もふり返る坂の上 白い窓 輝く朝日あの部屋であなたはまだ静かに眠ってる目覚めたらベッドから私を呼ぶわ置き手紙にはさよなら一言だけまたねと書

夢一夜 – 五十川ゆき

肌に片袖 通しただけで色とりどりに 脱ぎ散らかした床にひろがる 絹の海着てゆく服が まだ決まらないいらだたしさに 唇かんで私ほんのり 涙ぐむ貴方に逢う日の とき

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