二見颯一

母恋しぐれ – 二見颯一

ひとり夜更けの 燗冷まし
手酌で乾したら 鳴く汽笛
遠い故郷(ふるさと) 母さんへ
書いた手紙も 出せずに二年
つらいこの胸 叩くな雨よ
窓辺に降ります 母恋しぐれ

星がまたたく 空の下
母さん今頃 冬支度
耳をすませば 聞こえます
お国訛りの 北風夜風
夢を抱いても 心が寒い
寝返る隙間に 降る恋しぐれ

風が落ち葉を 転がせば
必ず明日は 晴れになる
世話になるより 世話をする
そんな心が あなたの教え
夢で帰れば 枕が濡れる
想い出温める 母恋しぐれ

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哀愁峠 – 二見颯一

背のびしたって 高千穂はなんで見えようか 都会から夢を鞄に 詰め込んで故郷(くに)を出てから もう五年帰りたい帰りたい まだ帰れない日向 鹿川(ししがわ) 哀愁

望郷ギター – 二見颯一

夕焼けが 沁みる日はふるさとが近くなる 近くなるあの娘は達者か どうしているかきっと帰ると…きっと帰ると 云ったきりおもいでつま弾く 望郷ギター忘れない 村の駅

刈干恋歌 – 二見颯一

山がョ山がョ 山が呼んでる刈干の朝も早よから 萱(かや)を刈る何が辛かろ 野良仕事あの娘を浮かべて 精を出す無理は云わぬが 無理は云わぬが 帰らぬかどこへ流れる

望郷終列車 – 二見颯一

夢を道連れ プラットホームひとり故郷(ふるさと) 後にした母の母の 母のやさしい 手紙の文字にむせび泣きした 十九の旅路あの春恋しや 望郷終列車花もはじらう あ

別れの一本杉 – 二見颯一

泣けた 泣けたこらえ切れずに 泣けたっけあの娘(こ)と別れた 哀しさに山の懸巣(かけす)も 啼いていた一本杉の石の地蔵さんのヨー 村はずれ遠い 遠い思い出しても

雪の渡り鳥 – 二見颯一

合羽からげて 三度笠どこを塒(ねぐら)の 渡り鳥愚痴じゃなけれど この俺にゃ帰る瀬もない伊豆の下田の 灯が恋し意地に生きるが 男だと胸にきかせて 旅ぐらし三月三

若竹 – 二見颯一

空の青さに あこがれて竹は真っすぐ 伸びてゆく雨に何度も 叩かれながら背伸びするのが 青春だ俺は若竹 ありったけ 挑むだけ竹に雀の 仲だったあの娘(こ)移り気 

修善寺の夜 – 二見颯一

姿隠して 鳴く山鳩よ誰を恋しと 鳴くのやら君故に 今もなお忘れられない 面影を浮かべてひとり 修善寺の夜吹いてみたとて 草笛悲し届くはずない 天城山(あまぎさん

ところがギッチョン恋之介 – 二見颯一

恋にツボミが あるならば咲かせてみせましょ 恋の花手塩にかけて 水かけて情けをかければ 花が咲く男と女の 掛け算も…“ところがギッチョン恋之介”弱気が裏目の ひ

達者でナ – 二見颯一

わらにまみれてヨー 育てた栗毛きょうは買われてヨー 町へ行くアーアーオーラ オーラ 達者でナオーラ オーラ かぜひくなあゝかぜひくな離す手綱が ふるえふるえるぜ

昭和恋月夜 – 二見颯一

塵(ちり)にまみれた 昭和の幻(ゆめ)と他人(ひと)が笑おうと 気にしない意地ひとつ 道ひとつ 貫きとおすついて来いとは 言えずにひとり見上げる 昭和の恋月夜頑

星影のワルツ – 二見颯一

別れることは つらいけど仕方がないんだ 君のため別れに星影の ワルツを歌おう冷たい心じゃ ないんだよ冷たい心じゃ ないんだよ今でも好きだ 死ぬほどに一緒になれる

湯の町エレジー – 二見颯一

伊豆の山々 月あわく灯りにむせぶ 湯のけむりああ 初恋の君をたずねて 今宵またギター爪弾(つまび)く 旅の鳥風のたよりに 聞く君は温泉(いでゆ)の町の 人の妻あ

大江戸辻売り小唄 – 二見颯一

「てェへんだ~ てェへんだ~」聞いておくんな 見てくんな瓦版(かわらばん)なら このオイラそこの旦那に 女将さんこいつ読まなきゃ 大損だ エー大損だお江戸 八百

古城 – 二見颯一

松風さわぐ 丘の上古城よ独(ひと)り 何偲ぶ栄華の夢を 胸に追いあゝ 仰げば侘(わび)し 天守閣崩れしままの 石垣に哀れを誘う 病葉(わくらば)や矢弾(やだま)

夢情の酒 – 二見颯一

忘れた昔に 灯りを入れてひとり呑んでる 駅裏酒場憂さを注ぎたす 俺の手を止めたあの指 あの涙やけにチラつく やけにチラつく今夜の酒だ小雨の屋台で 肩寄せふたり生

ごめんよ – 二見颯一

一目でいいから 逢いたくて夜汽車を乗り継ぎ 来たと言う君のふるえる 黒髪を抱けば広がる 故郷(こきょう)の香りお願い お願い もう泣かないでごめんよ ごめんよ 

放浪のはて – 二見颯一

夕陽が沈んだ 山の端(は)に泣いているよな 月が出る明日(あす)の行方(ゆくえ)も わからぬままに夢にさすらう この命心をよぎるは 故郷(ふるさと)の野辺(のべ

木曽の峠 – 二見颯一

木曽の峠は やまびこ峠夢を追いかけ 旅立つ背(せな)に励ます親父(おやじ)の 声がする山の仕事の 苦労はいつも御岳(おんたけ)さんが 御岳さんが 見てござる木曽

0時の終列車 – 二見颯一

見送らないでと 君は言ったけどやっぱりもう一度 逢いたくて…雪のベンチで ふるえる肩を抱いたぬくもり 忘れない恋が行く 恋が行く 儚(はかな)い恋が行く午前0時

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