乙三.

馴れ合い – 乙三.

照れ臭くて言えないことたくさんあるけれど
胸の中で呟くだけじゃ擦れ違うのに

甘えているつもりはなく互いを認め合い
折にふれて確かめるのは形ばかり

街は音をたてて移ろう景色の中
変わらぬ想いを伝えよう 大切な君へ

抱きしめたいから優しくするんじゃないし
愛されたいから愛しているんじゃないよ
ただ君の涙うまく拭えたら褒めてほしいんだ、いつの間に僕の得意技

知らず知らず歩いて来た二人の道すがら
こぼれたのは溢れる様に燃える情熱

馴れ合う程ケンカもなく穏やかに過ごせば
不思議なもの昔話に強い憧れ

季節追いし日々に色付く花よりも
素敵に咲くだろう いつまでも一番好きだよ

落ち着きたいから選んだ恋じゃないし
守られたいから守っているんじゃないよ
ほら君の笑顔綺麗になったな、自慢するんだ唯一つ僕の宝物

抱きしめたいから優しくするんじゃないし
愛されたいから愛しているんじゃないよ
落ち着きたいから選んだ恋じゃないし
守られたいから守っているんじゃないよ
この君と暮らす幸せの空が、たまには雨でも曇らぬように出来る事
続いた雨から曇りの後にプレゼント
馴れ合いの果てに晴れ

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へべれけ日記 – 乙三.

パンに塗ったジャムが甘くて 買った缶コーヒーは無糖で急ぐ駅まで、すでにラッシュ着いて早速ノルマの山 ランチきっとコンビニすら食わず嫌いのサプリメント蓄えなど使え

じゃあ、結構 – 乙三.

追い続けていなきゃね どんなゴールもないぜしらじら しらじら しらじらしくイエスマンなんて冗談曲げないで 曲げないで 必ず笑う楽しようってばかりじゃ どんなチャ

妹 – 乙三.

薫る亀田が 共に学び舎 二人の出会いを見つめながら 暮らしたのは八丁目部活を超えた 逢瀬を重ね 二人は奇跡を叶えたのさ 俄騒ぐ八丁目幼馴染みの恋が芽生えた 嬉し

なれたらいい – 乙三.

我が侭言い合えてやれたら良いと 独りよがりして許し合うの意味をはき違えては すれ違いばかりなんて本当なら、抱きしめて温もりを胸に 会えない日にも近くでずっと笑っ

ファインダー – 乙三.

カッタルイってどうしたの?その身若いヤッタロウってその気は全然ない葉っぱ吸ってフー コーク飲んでクー あんた誰ね? ホッホー却下ばっかつまらんはず何故不安?がん

要カンタービレ – 乙三.

あぁ お待たせ 可愛娘ちゃん俺の何に逆上せたのか当てようかどうせ容姿と容貌の両方って言うんだろあぁ お待たせ 御姉さま熟れた女の曲線が好みだなせめて今夜はあんた

小指 – 乙三.

そんなに嫌だって言うなよ君も本当は上手に僕を誘ってるんだろ?ヒヒヒなんならこのまま気付かぬフリでまったり恋する大人も乙なもんだろ?へへへ両手で抱ければどんなに楽

凹凸 – 乙三.

情けない程駄目ね 一人きりじゃ 果てし無い夜更けまで 歪な気持ち抑え柔らかい君のベーゼ 余韻だけが 半端の気障な様で 重ねたい、叫ばせて絆だから、来な 恥じらう

兀兀 – 乙三.

大変だったな こんなに遅く 大丈夫だったか? 鞄下ろせよ珈琲淹れるか? それともビールか? 遠慮するなよ 一先ず座れよ良いんだ良いんだもう終わった そうだそうだ

いつかここで – 乙三.

お別れなんて嘘でしょ いつかここで逢おうねあの時みたいにいつかここで教会前に立ち止まる 一緒になって夢を見る降り出しそうに湿った風吹く 何でもない独り言さ門限前

最初はグー – 乙三.

始まってなくない?からのテンション騙す そりゃ良くも悪くもある張り切って行こうか!からの戦はできぬ そりゃ良くも悪くもないさらば上辺のパー早速の流れ、からのちょ

またね – 乙三.

眠たいなんて言って 君と過ごした初心な心地みたいな朝の思い出 今も温もれば楽しんだでしょうか 君の毎日寂しがりやの真夜中に無愛想 今更ごめんねこの街をさり気なく

君と共に明日を – 乙三.

昔からあなたは 不器用な人だとその通り 知ってはいても 相変わらずでゴメンそう言うお前こそ 世話焼きが度を過ぎお節介 煩わしさに 相槌もサボった愛を誓った海へも

鳩 – 乙三.

朝の前の 醒めた景色に 今日を占う 囀り晴れた午後の 照り返しに 汗と不平を 慰め知ってなのか 知らずなのか悲しみに涙するのは昨日互い心と心の手を繋ぎ追われど向

愛と克弥 – 乙三.

なぜ人は責める 身勝手な理屈で惨めな鏡を覗けよなぜみんな隠す 優しさは罪なのか不器用でいいから叫べよ痛い 痛い 言葉と武器を 愛する人の為微笑みに変えて 歌う平

まだまだ – 乙三.

恥ずかしがり屋の 腕を絡めて人が見ているわ 頬を染めたのは秋の日我慢強さを ウリにしてても冬の寒さには 適わないのかな 抱き寄せ軽はずみなんて言わないで 照れ臭

よこはまもーる – 乙三.

やっと来た 待ちに待った 海だ 海の目の前だちょっと待った もっと大事な 愛だ 愛の目の前だここは横浜トロピカル 誓いの果て 続けいつまで熱帯夜 汗レモニーハレ

桜 – 乙三.

校庭の消石灰を これでもかと雨が洗う はら ひら 春咽ぶ出来るならもう少しだけ 黒板の催眠術で はら ひら うたた寝をはらり ひらり 出会い 別れ諭すように笑う

二人の距離 – 乙三.

いつか君らしくなれる日を待って嫌な役買って 叱ってるんだよわかってる強さと わかりたくないもろさ器用なふりして まちがいを繰り返す夕闇がせまる頃に 振り向いた君

嗚咽 – 乙三.

やめて、お気遣いなく 憐れみな言葉なら最善策ならマーガレット 最善策ならマーガレット気付け、この愚か者 掻き消した花言葉最近なんだかマーガレット 最近なんだかマ

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