丸本莉子

僕の名前をつけてくれた日 – 丸本莉子

僕の名前をつけてくれた日は
君とはじめて家族になった日
両手いっぱい抱きしめてくれた
弱虫な僕を愛してくれた

言葉なんてなくたって
君の気持ちなら分かった気がした

僕らの冒険に出よう
しっぽ揺らしてどこまでも
つぼみがひらく春の匂い
真夏の空には飛行機雲
いつだって隣に君がいた
見慣れた景色も輝く僕らのセカイさ

ララララララ…
ラララララ…

僕の名前をつけてくれた君
イタズラ好きで甘えんぼな君
嫌いな野菜をこっそりくれたっけ?
弱虫なくせに守ってくれた

君が悲しい夜だって
何もできないけど
そばにいるから

僕らの冒険に出よう
しっぽ揺らしてどこまでも
枯れ葉が舞う秋の匂い
真っ白な雪に喜ぶ冬
いつだって隣に君がいた
何気ない日々も輝く僕らのセカイさ

大好きな人には笑っててほしい
沢山の季節が流れゆく中で
いつか来る別れの時だって
ただ君が笑ってそばにいる
それだけでしあわせなんだよ

僕らの冒険に出よう
しっぽ揺らしてどこまでも
眩しい太陽が照らす
この道も空も花も木も
いつだって隣に君がいる
ありふれた今日が輝く僕らのセカイさ

君と一緒なら…
輝く僕らのセカイさ

ララララララ…
ラララララ…

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