中田久美

恋の回想録 – 中田久美

男の背中 見送るたび
忘れる術(すべ)を 覚えてきた
それでも一人 この世に居る
生きてるうちに 逢いたいひと
若すぎたの ふたりとも
わがままだけ ぶつけあい
傷つけて 傷ついて
ただ泣いてた わたし……

永遠なんて 思っていた
命もやがて 終わりがくる
あなたともしも 暮らしてたら
今とは違う 人生だね
別れたこと 夢のよで
やつれるまで 待ちわびた
気がつけば 一度きり
胸焦がした 恋は……

壊れるほど さみしくて
似ているひと 誘ったわ
おもかげに 詫(わ)びながら
またあふれる なみだ……

人気の新着歌詞

かもめの子守歌 – 中田久美

水平線に 半分浮かぶ夕陽の色が 涙でにじむわたしの恋も 夕陽のように燃え尽きやがて 沈んでゆくのかもめよカモメ 死んだりしない残った未練 波間に捨ててあきらめた

愛の輝き – 中田久美

こんなにも緩やかに 流れる時間があるのね今までわたし 気づかずにいたわ一秒も欠かさずに ときめきを刻む揺らすのはあなた この胸の振り子ゆうべの星が 地上にこぼれ

想いで迷子 – 中田久美

愛に溺れて あなたに疲れ生きることにも ため息ついてひとり口紅 ふきとるだけの生き方だけなら 淋(さみ)しいこんな夜には 少しお酒で泪の相手 しましょうそしてぬ

港町マンボ – 中田久美

つめたい潮風 溜息つけば夜霧と一緒に おもかげ揺れるぬくもり偲んで 立待岬(たちまちみさき)うわさを手さぐり 青柳町(あおやぎちょう)はこだて はこだて 港町マ

哀愁の妙義湖 – 中田久美

初めてあの娘と 逢ったのは妙義(みょうぎ)登山の 帰り道藍のみずうみ もみじの紅(べに)に思い出すのさ 泣きぼくろああ 哀愁の 妙義湖よ好きなの夜霧の 横川(よ

ひとり円舞曲 – 中田久美

さよならも 言わないでとつぜんに 旅立ったあなた黒い着物で泣き明かし 涙も涸(か)れました春が来て 今日はあなたの誕生日シャンパンの グラスを空(あ)けてほろ酔

薔薇の伝説 – 中田久美

恋する度に 綺麗になるとそんな伝説(はなし)は みんな嘘口紅の色 変えてみたって男の心は 掴(つか)めない泣き顔の なみだ花薔薇の花には なれないけれどひとり咲

わるいやつ – 中田久美

お酒飲まなきゃ 眠れないこんな私に 誰がした酔いどれつぶやく 恨みの言葉おまえが最後の 女だなんてやさしく抱き寄せ その気にさせたわるいやつだよ にくいひと心の

雨のヨコハマ – 中田久美

帰さない 帰したくない あなた時間など 気にせずに グラス空けてよ街の灯り濡らし 降りしきる遣らず雨 雨のヨコハマ恋人の夜は 夜はこれから ヨコハマ淋しいの 淋

ミッドナイト赤坂 – 中田久美

硝子に弾けるライト酔わせるロックのリズム地下のホールが懐かしい疲れを知らないアイツ一緒にセクシーダンス今は昔のことだけど……ホテルの窓辺で おもいでに浸(ひた)

夜明け前に – 中田久美

夢を見ながら 眠っていてね止めてきました 目覚まし時計愛のなごりの ぬくもり抱いて始発電車に 揺られています心まで奪われて しまったら一時(ひととき)も離れては

罪な女と言われても – 中田久美

さよならなんて あなたが言えばいい私は振られた 女で構わない恋の終わりは いつだってきれい事では 済まないわここは黄昏(たそがれ) カフェテラス罪な女と 言われ

百人の男 – 中田久美

百人の男の 優しい腕よりもあんたの冷たさが ただ恋しいときもある一緒に死のうかと 馬鹿な気まぐれ言葉あそびでも酔えれば 酔えればいいわ別離(わかれ)が音もなく 

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