中村仁美

  • 涙岬 – 中村仁美

    海の向こうは 春なのに桜の花は まだ遠いなみだ なみだ 涙岬は 北岬薄紅色した 幸せをどこで私は 失くしたの… 渡り鳥さえ 帰るのに私の愛は 迷い子ねなみだ なみだ 涙岬は 夢岬沈む夕日が バカだよと捨てた未練を 染めてゆく… 夏に散りゆく ハマナスも秋には赤い 実を宿すなみだ なみだ 涙岬は 風岬ひと冬越えたら その先に蕾咲かせる 春が来る… 人気の新着歌詞 冬紅葉 – 中村仁美 今…

  • 恋の川 – 中村仁美

    死ぬ気で生きた 本気で生きたそれでも渡れぬ 恋の川浮いて沈んで 泣かされてもっとあなたを もとめてしまうそうよあなたは わたしの命 信じてみても 縋(すが)ってみても世間の谷間の 恋の川憎い悔しい 噂(うわさ)さえ抱いて抱かれて かばってくれるいいのやさしい あなたがいれば 情けと夢と 恨(うら)みとつらみ重ねて流れた 恋の川運命(さだめ)ひとつに 引き裂かれ離す手と手を 未練がつなぐなんで言えま…

  • しあわせ酒 – 中村仁美

    辛いばかりが あるわけじゃないついておいでと 言ったひとそうよあなたも 泣いてたあの日ねぇあなた なぁおまえ生きたふたりの ごほうびねしあわせ酒を あなたとふたりで 見栄やお金で 値打ちをはかる野暮な他人(ひと)には わからないそれでいいのよ 夫婦のことはねぇあなた なぁおまえ夢をつまみに 差し向かいしあわせ酒を あなたとふたりで 生きてゆくのは 器用じゃないがひとは愛嬌(あいきょう) こころです…

  • 北の別れ唄 – 中村仁美

    いかがしましたと 気づかって宿の女将(おかみ)が 膝かけくれた頬杖ついて 二時間泣いてりゃ不思議に 不思議に 見えるでしょう辛い別れに 唇かんで列車乗り継ぎ 北へ北へ泣きに来た 熱いしょうが湯を 頂いて胸にあの日の 温(ぬく)みがもどる積木のように やり直せたら今度は 今度は 上手くやるわ風の吐息が 心を叩くあなた想えば 曇る曇るガラス窓 雑誌めくっても ただ虚(うつ)ろ待てど一日 鳴らない電話雪…

  • 冬紅葉 – 中村仁美

    今日という日が 最後でも見させて夢を つかの間のふたり忍びの 雪の里まるで命を 灯(とも)すよに燃えて点点(てんてん) 冬紅葉 風にたたかれ 霜を受けそれでも紅く 色を増すどこかふたりに 似た運命(さだめ)凍る涙を 抱きしめて情け深深(しんしん) 冬紅葉 邪魔になる日が 来た時は捨ててと泣けば 叱られたふたり契りの かくれ宿まるでおんなの 炎(ひ)のように燃えて燦燦(さんさん) 冬紅葉 人気の新着…

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