中村中

裏通りの恋人たち – 中村中

表通りは今日も 人の流れ 不自然
笑えないのに 笑ったフリしてるのが見える
上手く波に乗らなきゃ 流れに弾かれる 僕ら路地裏の野良

いつかは「できる」ものだと 子供みたいに言うけど
理解出来なきゃ投げ出す方が 子供みたいだな
噛みついてやりたいけど ダメだよ 僕らはまともでいようね

僕らは好きな歩き方で 僕らの好きな道を行こう
やましいことなんてひとつもない 愛しい人に 会いに行くだけ

いつかは「なおる」ものだと 病気みたいに言うけど
間違ってても謝れないの 病気みたいだな
立ち止まることないよ 僕らは知ってる 愛や命は測れない

もういくつめの夜を越えただろう 時代も変わるのに
人の心 止まって見える

僕らはどんな暗闇でも 未来が見える 見失わない
街並みがどんなに変わろうとも 愛しい人に 会いに行けるさ

荒野にも緑の息吹が 蘇ろうとしてるのに
人の心 止まって見える

僕らは好きな歩き方で 僕らの好きな道を行こう
おかしいことなんてひとつもない 愛しい人に 会いに行くだけ

僕らはどんな暗闇でも 未来が見える 見失わない
世界がどんなに変わろうとも 愛しい人に 会いに行く
君と 同じさ

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家出少女 – 中村中

「さがさないで テーブルに書き置きください」と せめてもの尊敬さぐらないで 街を出た理由は なくしてた笑顔を探すため母さんの子で良かったなどんなに自分勝手でも 

PENGUIN – 中村中

製鉄所のコンビナートは赤と白の市松模様君に見せるつもりだったロケットの模型と同じでもう君にも見せることもないしこの道も二人じゃ通らない話もしてキスもしたけど出会

雨のち雨のち雨 – 中村中

冷たい雨の日で小さくうずくまって 何を待っているの?ボクはここで涙が通り過ぎるのを待ってるんだよ間違えないで行き先をオレンジの電車 いちごの匂いどうして 何も言

回転木馬 – 中村中

始まりは囁くようでした産声は街中に響いてそれを聞く人々の笑顔に包まれながら 少女に成った争いは些細な事でしたあの夜が少女を強くした別れを歌に乗せ 初めて泣きまし

晴れ舞台 – 中村中

世間のニュースによく似た色の 今夜も暗い幕が開く眩しいライトに目をつむる度に 思い出すのさ あの笑顔昔話をねだっても「忘れたよ」しか言わなくなっちまって母ちゃん

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急にため息ついたりしたらホラね やっぱり驚くわよねいつからだろう 強い女になってしまった口先ばかり上手になって本音言うのも楽じゃないわねどうせみんな 見えてる事

手紙を書いてよ – 中村中

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潮騒静夜 – 中村中

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脱力しようヨ – 中村中

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またあした – 中村中

ままごとずきな きみと どろあそびずきな ぼくがいっしょに むちゅうであそべる つみきあそびきみのうえに ぼくがかさなって そのうえに きみがかさなってうまくい

見世物小屋から – 中村中

誰か見ていて 僕の綱渡りつまさきは今 宙を捉えた見ていて 僕が落ちるのをできるだけ 戯けてみせるから人によく思われたくて きれいな衣装に着られています見栄を張る

風船女PART2 – 中村中

あたし気ままな風船 マジメな顔は苦手夢を見るのはスキ だって タダだもんあたし気ままな風船 丸いと見てる内は掴まえるのはムリ そっと 逃げるもんパチン!ってはじ

平熱 – 中村中

確か去年の今頃だった。仕事も忙しくなくて。散らかった部屋を片付けても、胸の中は散らかるばかりで。傾いた夕陽に、傾いた部屋から、もうどれくらい出てないんだろう。普

翼を持った少年 – 中村中

白い背中に乗って どこまでもゆけるさ何も恐くないんだ 信じれば飛べるさ黒い雲が裂けてく 風向きは良好さ悲しみのない世界 信じればゆけるさ何もかもに怯えていた あ

DONE!DONE! – 中村中

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タイムカプセル – 中村中

大人に成ったらなにするの 夢があるってうらやましい私は夢を追うよりも 君ともっと話したかったあぁ なにを埋めよう 時の方舟 なにを埋めよう幼くて 恥ずかし過ぎて

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