中山翼

  • メリークリスマス – 中山翼

    「またね」と吐く白い息 切ない雪積もった日々よ 溶けないで歩く歩幅は まだ君と同じまま かじかむ手が 君に触れたそうでさまた寒さの せいにしては素直に言えなくて 「メリークリスマス」また言えるかな 抱き合えるかな想いが 白世界を彩って雪が降る 好きが降るいつも僕がそばにいるよ 交わる手に 僕は騙されていたんだ遠い未来も 目の前の季節もずっと隣にいられるんだと 「メリークリスマス」また言えたなら 幸…

  • 最後の約束 – 中山翼

    浴衣姿の君は綺麗で 何か特別で高まる鼓動抑えながら 空見上げた この時間が終わらぬようにこの想いが途切れぬように指切りした帰り道を忘れない 約束も二人の糸も簡単に燃え尽きてったもう会わないなんて嘘をつくんだ本当はそばにいたいよ偽物とわかったバトンだって まだ掴んでいよう 君がくれる好きなんて冗談交じりの言葉で君の全て抱きしめても何ひとつ変わらなくってそれが運命(さだめ)のように ただの恋じゃなくて…

  • 春は僕らを今 – 中山翼

    眠れない夜とか いくつもあってたわいもないことでも 笑いあえた当たり前みたいに過ぎる時間はほら かけがえないんだってそう思った 別れの時、お前泣くなよと言ってバカにしてた僕らもその時が来たね 胸に花付けて溢れそうな気持ち 噛みしめる 微かに見える夢 希望 掴む日まで一度と振り返らないよ春は 春は僕らを今 離すけれどまた会うその時を待っている 諦めることが逃げることだってそう考えてた 僕がいた未熟さ…

  • 溢れ出す太陽に手を伸ばして – 中山翼

    走り続けた未来へ 叶うと信じてきっともう進んでいること ひとつも知らない 汚れた雨 掬い上げて鏡の中 目と目合わすいつでも笑顔でいたなら いつか涙見せて 泥まみれになったって願いが 僕を動かしていく時間はいくらでもある 青く染まる空見上げて 溢れ出す太陽に手を伸ばして当たり前に君のそばにいたこと今は二度と来ない優柔不断すぎる未来誰もが頑張って 前向きに走り出せた瞬間は形に出来なくたってどこかできっ…

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