中山うり

ホロホロ涙知らぬ鳥 – 中山うり

おぼろ にじんでる 優しさも
セツナ ひとときは 夢のあと

とぎれとぎれラジオ
ヘッドライトつけて

ホロホロ涙知らぬ鳥
羽を忘れてどこへ行く
風に任せて揺られては
今日もさすらい 雨が降っても

ひとつ探してるものがある
今も分からない 本当は

うつらうつら空が
今にも泣きそうで

ホロホロ涙知らぬ鳥
街に灯りがともる頃
どこか遠い小さな島
同じ想いを重ねています

シグナルがキラリと
まつ毛を濡らしてる

ホロホロ涙知らぬ鳥
嘘はつけない性なのさ
旅はブルース背にしょって
サヨナラは言わない
また会おう

ホロホロ涙知らぬ鳥
飛んでいたいよ あてもなく
老いぼれダメになるまでは
胸に浪漫を忘れないで

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