世武裕子

風船とばす – 世武裕子

思い出の海が空に負けないくらい青い
風は諦めて波も今では平ら
さざ波は珊瑚を岸に追いやった
私はそれを拾って箸置きにした

部屋の明かりは空の続きを描いた
少しでも寂しくないよに気を遣って
思い出は全部庭にまき散らした
くだらないから 明日のために働こ

子供達が風船とばす 糸に種つけて風船とばす
風は張り切って想いとばす センセも一緒に空へとばす

家の間取りは説明するまでもない
ドアまで手伸ばしたら腕も長くみえた
日曜日 暇潰しのパズルにも飽きた
こんな家借りるため 明日もまた働く

子供達が風船とばす 学校の畑から願いこめて
風は張り切って想いとばす あらゆる人の頬をかすめて
庭で赤いひとつ見つけた 私はそれも庭に撒いた
その子に短い手紙書いた 小指が少し黒くなった

どんなけたっても庭は一面焦げ茶色
それでも窓の外 気になって毎日見る
折れた赤鉛筆もって花の絵描いた
ぽろぽろ落ちた涙 その花咲かせた

人気の新着歌詞

航路 – 世武裕子

海へ旅立つ 小さな水兵さんセーラーひらひらと 潮風まきついた白い斑点が 波に映り込む海はぬるくて 砂糖水みたいだな赤い靴はいた 小さなおじょうさん誰の手をとって

ピエロは踊れなくなったとか – 世武裕子

あれはどれくらい前の事だろう踊りのうまいピエロがいたんだつらいことなんかありゃしないだろうあいつはいつも笑ってばかりだテキトウな理由で見つけたものを幸せと名付け

まぼろしを見た – 世武裕子

重い鉄屑は 砂埃に消えた遠くで響く 汽笛に混ざって飛んだぼくは見たはずだ これは幻なんかじゃない青空飛ぶ鳥 羨む小鳩がぽつり大きな眼鏡橋 小さな二つの背中君は見

オオカミ少女II – 世武裕子

少女は橋の上 オオカミみたく吠える月に逆らって 勇み足で行く少女は月を恨む 1人泣けないままそれでも見渡す 空の向こう側雨が降り出して それが涙になるからだ震わ

鳩ぽっぽ – 世武裕子

鳩ぽっぽ 鳴いている砂利道に 佇んでいるサブレになった 食べられちゃった公園で 待ち合わせすべり台 猿渡り彼はベンチで 手に汗にぎる彼女は木陰で 鼓動高まるアタ

オオカミ少女I – 世武裕子

少女は橋の上 オオカミみたく吠える月に逆らって 勇み足で行く少女は月を恨む 1人泣けないままそれでも見渡す 空の向こう側雨が降り出して それが涙になるからだ震わ

恋するリリー – 世武裕子

En quatre-vingt−trois, par une belle nuitJe viens de naitre et j'adore mon litOn

タワー – 世武裕子

大きな鉄格子に 途切れて見える白い塔宇宙になんて行けないのに まるでロケットみたいだなしかも空は翳って ガラス越しだとなおさら僕の描いた雨粒 腫れた目から流れた

メトロ – 世武裕子

Oh petit Ryan, t'es trop mimiTu n'aimes pas manger du couscous dans le metro“Mam

市民になる – 世武裕子

草むしりするご近所さん ぼーっと眺めていたら蝉の声もいつの間にか コオロギに埋もれていた貼り絵のような青い空 もう見飽きてしまったなその上に消しカスみたいな鳥 

The Death of Indifference – 世武裕子

La revolution proletarienne(プロレタリア革命)うだるような7月L'ironie socratique(ソクラテスのアイロニー問答法)

1/5000 – 世武裕子

あわい あまい めまいぬるい にぶい まどいくらい ふかい せかいあおい あかい ねがいあわい あまい めまいぬるい にぶい まどいくらい ふかい せかいあおい

John Doe (feat. Chris Dave) – 世武裕子

Aie, aie, aie, aie, aie, aie!I forgot your name again.You came in to be free You

Vega – 世武裕子

(Houston, can you hear me?)Into the sky.“Ignition, stand-by.”I feel my levels ri

Secrets – 世武裕子

ささめ 木々 覆う天鶩絨弛む心と 伽藍堂露草色の 水面まどろみ 揺れるボート 番い

Bradford – 世武裕子

Les Animaux pleurent, et sentent un gout de tristesseMeme s'ils veulent etre seu

Movie Palace – 世武裕子

Allumer les lustres en cristal3000 personnes viennent se voirHabillees en soie p

Gardien – 世武裕子

Le dernier jour de la terre etait si loinMes vitres teintees ne servaient a rien

スカート – 世武裕子

世界のどこかで揺れるスカート 青い 青い鳥になって自由を知ったよ 不自由を知ったよ 壁を伝い 生きてるうまく言えない気持ちがあるの 鈍い 鈍い呪文はなってあなた

若者のすべて – 世武裕子

真夏のピークが去った 天気予報士がテレビで言ってたそれでもいまだに街は 落ち着かないような気がしている夕方5時のチャイムが 今日はなんだか胸に響いて「運命」なん

Back to top button