上野優華

  • 分かってくれない – 上野優華

    まだ乾かないままの ベランダを見つめた昨日の寂しさの続きはまた今度 分かって欲しいなんて思うのは罪なのね風に揺られた2人の香りが消える 恋が終わった 香りに変わる 君が私を好きじゃなくなったから名前を呼ぶ度 寝顔を見る度私も君を好きじゃなくなるように少しづつ 慣れていくねそれだけはどうか 分かってね もう飽きれるほどついた ため息が霞んで昨日より擦り減った月のような心 変わって欲しいなんて思うほど…

  • そうゆうとこ。 – 上野優華

    大あくびして good morningまだ 歯磨きもしてないのにYou kiss me 得意げに笑わないで着替えてきてよ もう darlingほら 朝食はタベの curryだけ だけでも一番いい目覚め We are not alike but we are perfect嫌んなった日だって 数えきれないけど5分先に出ていく背中 また鍵も忘れてるし.. だけど愛しい誰より君を ずっと変わらないねずっ…

  • Amber – 上野優華

    私は大丈夫。 束ねてた髪をといて雨上がり帰り道手を振ったまま動けなかった君の背中見つめて どこが好きなの?わざとらしく聞いて傷ついて溢れぬように閉じ込めたの 私も好きだとふざけないように幸せな君を困らせないように無駄な連絡にもう期待しないから私は大丈夫。 ほんの少しでよかったもしかしてが嬉しくて勝ち目なんてもう無いことくらい知って今も歩けない 空気の読めない空模様がやけに綺麗だ泣きたいなら泣けばい…

  • チョコかアイス – 上野優華

    よろけたついでに ヒールを捨てた ボロ泣きついでに 空を見上げた大人になって 楽しいけど 大人になって 難しい チョコかアイス パスタかオムライス ホットかアイス電車かタクシー 赤か紫 左右はどっち小さな選択を毎日毎日 肩慣らしのように毎日毎日 爆弾のような2択 落とさないでよ どっちもちょうだい 頑張ってきたの指を咥えて 上目遣いで おねだりなんて もう通用しない 仕事を辞める 苗字が変わる 実…

  • フラッシュバック – 上野優華

    どうせならもっと 上手く騙して火曜の夜だけあなたを好きになれる今日も誰かと お揃いの香り包まれる度にあたしに傷が付く 咲かない花ならもぉ意味ない強がるほど弱くもなるの適当でもいい 気まぐれでいいから乾く心 水をさして 約束ができないならせめて今を信じさせて大切なフリするなら枯れない花を見せないで思い出はいらない 虚しくなるだけ 間に合わないよ もう汚れちゃったあなたが望んでた普通の幸せ 赤が染って…

  • imu – 上野優華

    真夜中の首都高速を寂しげにLight煌めく背高ぼっこのように摩天楼(Skyscraper)揺れる 歩道橋から見える世界はまるで孤独の中に置き去りにされて“ひとりぼっち”の子どもになったみたいだ Chilling 愛情 飲み干して咥え煙草 燻らせた All night君のその横顔は誰のものなの? 夜は君の声が聴きたくなって切なくなるんだimu…秘密の論理Sing A Ring Alone…

  • Cinema – 上野優華

    知りたくなくて 聴きたくなくて閉じかけたページに君の事情も その心情もト書きに書いてあるシナリオ通り 全部不条理あの子は泣いている被害者の顔をして 間違えないよう叩き込んだ台詞が震えている 「信じてるよ」 映画みたいにキスをしたのドラマみたいに抱き合ったの見たことないズルい顔をして私を悪者にしたの ねぇ君の笑顔が怖くなった知らない時間が怖くなったあの子に負けたわけじゃないならこれ以上悲しい芝居 さ…

  • ジコアイキセイ – 上野優華

    これも違うカメラで切り取るわたしそれも違う青が似合わないわたしがやなのたった 5,6分程度作品名なら「わたし」きっと 50歩 100歩違いはないけど夜が隠すのミュートして 一瞬と衝動出会いなら片手で済む時代だわどうにかなりそうショウニンシテ…切られた貼られたメモリを満たして わたしのまま抱いてくれますか?嘘つきだな Ah曖昧な私と穴た埋め会えば Ahジコアイキセイチュウ なにが違う?後と前のわたし…

  • ジャスミン – 上野優華

    無理して笑わないで無理して泣かなくていいそう言った君が泣いていたから 笑っちゃうよ ごめんねじゃなくていいありがとうの方がいい当たり前じゃない特別なもの君が教えてくれたんだ くだらない そんな毎日に守りたいものが隠れていてそれぞれの未来 だからこそ一緒にいたい君と見る世界が好きだ 私より先を進んでいつだって急ぎ足ででも迷っていいよ頼っていいよ頑張りすぎなくていいの ダメだった そんな過去だって手放…

  • 好きが残った – 上野優華

    ただの友達でもそれでいいんだって強がってみせた自分のために胸に錆びついた虚しさも当たり前に思えるように まだそばにいれるように 夏の風に揺らされて踊るピアス好きだって言ってたあの子と同じショートなんで君は私じゃないのほら、またそんな顔してる 少し癖のある笑った声も 涙もろい弱さも私だけが知っていたはずなのに叶わなかった 届かなかったこの恋の終わりには身動きも取れないような 好きが残った 泣けないも…

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