上條ひとみ

Memory – 上條ひとみ

騒がしい 街角に消えてゆく背中
追いかける 瞳ほど 心は素直になれず…

初めて 抱き合った夜に 哀しみが訪れて
ぬくもりを少しずつ 遠ざけていった

うしろめたい口づけさえも
せつない夜に紛れさせた…

Memory …少し背伸びした恋を
そんな言葉で誤魔化してみたい
Memory …少し急いでた季節(とき)を
そんな言葉で忘れてみたい

いつまでも さよならのきっかけを探して
小さな約束… 叶うことがなかった

振り返る 見慣れた肩に優しさ ひとつも
残っていなかった気がする Uhm…

どんな過ちも嘘も
きれいに見えていた バカな思い込み

Memory …熱く醒めた一瞬を
そんな独り言で閉じ込めてみたい
Memory …ふと手を胸にあてれば
静かに心が泣き始めてたの

Memory …少し背伸びした恋を
そんな言葉で誤魔化してみたい
Memory …少し急いでた季節(とき)を
そんな言葉で忘れてみたい

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